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【リーガ前半戦総括】バルサがスタイル論争に晒され、セビージャがカメレオン戦術で驚きを提供

カテゴリ:ワールド

下村正幸

2016年12月30日

輝きを放った前半戦のベストイレブンは?

下村氏選手のリーガ・エスパニョーラの前半戦ベスト11。

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 最後に、前半戦のベストイレブンは以下を選出した。
 
GK:ヤン・オブラク(A・マドリー)
基本に忠実なキャッチングとハイボールの強さを活かした安定感が、今シーズンも際立っている。
 
右SB:マリアーノ(セビージャ)
攻撃に深みを与える重要な役割を担うセビージャのキーマン。8年前に退団したダニエウ・アウベスの幻影をついに払拭した。
 
CB:ジェラール・ピケ(バルセロナ) 
本人もキャリア最高の状態と認めるほど、身心ともに充実。バルサのDFリーダーとして君臨する。
 
CB:イエライ・アルバレス(A・ビルバオ)
高さ、激しさ、スピードの3拍子が揃う21歳の新星。デビューするや瞬く間にDFラインの要に成長した。12月27日に睾丸腫瘍摘出手術に踏み切り、早期の復帰が待たれる。
 
左SB:フィリペ・ルイス(A・マドリー)
経験に裏打ちされた攻守のバランス感覚を武器に、左サイドをアップダウン。プレーに渋みが増してきた。
 
MF:アシエル・イジャラメンディ(R・ソシエダ) 
マドリーへの移籍失敗という挫折を糧に、昨夏に復帰した古巣で完全に一皮剥けた。攻守の繋ぎ役兼ダイナモとして中盤を牛耳る。
 
MF:サミア・ナスリ(セビージャ)
セビージャの王様。怪我で欠場する試合も多かったが、出場した試合では鮮烈なインパクトを放った。
 
MF:ヤニック・カラスコ(A・マドリー)
従来のドリブラーとしての資質に加え、シメオネ監督の下で戦術眼、守備の献身性、得点力などが向上。いまや攻撃の要に成長した。
 
FW:リオネル・メッシ(バルセロナ)
驚きを提供し続ける不世出の天才。今シーズンは中盤でゲームメイクを担う時間帯が増えているが、決定力の高さも健在で、ルイス・スアレスとともに得点ランキングのトップを並走する(12ゴール)。
 
FW:イアゴ・アスパス(セルタ)
持ち味である相手の嫌なところを突くプレーが冴え渡り、セルタの攻撃を牽引した。C・ロナウドと並ぶ10ゴールを挙げた。
 
FW:クリスチアーノ・ロナウド(R・マドリー) 
怪我で出遅れ、スランプが囁かれる中でも、しっかりと結果を残すのはさすが。プレースタイルのCF化が着々と進んでいる。
 
文:下村正幸
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