2005年――疲労困憊のなかで行なわれた最後の日本ツアー…

コンディション不良で対Jリーグ勢4戦目にして敗北を喫したマドリー。写真は、当時のチームの弱点だった守備的MFを務めたグラベセン。偏った戦力補強でチームのバランスを崩してしまっていた時期である。 (C) SOCCER DIGEST
◇レアル・マドリー 0-3 東京ヴェルディ
アメリカ、中国を回って来たマドリーの面々には、隠しようのない疲労が見えた。
要所で技術を見せるものの、コンディション不良は明らか。特に好守の切り替えの遅さには驚くばかりで、東京Vに試合の主導権を譲り、開始6分で先制点を奪われてしまう。
この失点で目が覚めるかと思いきや、オフサイドトラップのミスから2点目を献上。後半にもCKから失点し、世界トップレベルの力を見せることなく、0-3で敗れた。
※週刊サッカーダイジェスト2005年8月16日号より(一部、表記&文章修正)
◎ライフカード・カップ・ワールドツアー2005
2005年7月25日/味の素スタジアム 観衆30,125人
レアル・マドリー 0-3 東京ヴェルディ
得点:小林大(6分)、ワシントン(26分)、山田(53分)
マドリー:GK/カシージャス DF/M・サルガド(62分ディオゴ)、I・エルゲラ、パボン、R・カルロス MF/グラベセン(53分パブロ・ガルシア)、ベッカム(67分デ・ラ・レード)、ジダン(78分グティ) FW/オーウェン、ラウール(57分ラウール)、ロナウド(66分ソルダード) 監督/ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ
東京V:GK/高木 DF/米山(46分平野)、戸川、上村、相馬 MF/戸田(81分モン・ジュチョン)、林、山田、小林大(72分玉乃) FW/平本(59分ジウ)、ワシントン(77分森本) 監督/石崎信弘
アメリカ、中国を回って来たマドリーの面々には、隠しようのない疲労が見えた。
要所で技術を見せるものの、コンディション不良は明らか。特に好守の切り替えの遅さには驚くばかりで、東京Vに試合の主導権を譲り、開始6分で先制点を奪われてしまう。
この失点で目が覚めるかと思いきや、オフサイドトラップのミスから2点目を献上。後半にもCKから失点し、世界トップレベルの力を見せることなく、0-3で敗れた。
※週刊サッカーダイジェスト2005年8月16日号より(一部、表記&文章修正)
◎ライフカード・カップ・ワールドツアー2005
2005年7月25日/味の素スタジアム 観衆30,125人
レアル・マドリー 0-3 東京ヴェルディ
得点:小林大(6分)、ワシントン(26分)、山田(53分)
マドリー:GK/カシージャス DF/M・サルガド(62分ディオゴ)、I・エルゲラ、パボン、R・カルロス MF/グラベセン(53分パブロ・ガルシア)、ベッカム(67分デ・ラ・レード)、ジダン(78分グティ) FW/オーウェン、ラウール(57分ラウール)、ロナウド(66分ソルダード) 監督/ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ
東京V:GK/高木 DF/米山(46分平野)、戸川、上村、相馬 MF/戸田(81分モン・ジュチョン)、林、山田、小林大(72分玉乃) FW/平本(59分ジウ)、ワシントン(77分森本) 監督/石崎信弘

磐田戦ではラウールの先制ゴールで主導権を握り、効率良く得点を重ねた。これがJリーグ勢との最後の試合となっていたが、間もなく、鹿島との、しかも世界一を懸けた一戦によって新たな歴史が創成される。 (C) SOCCER DIGEST
◇レアル・マドリー 3-1 ジュビロ磐田
試合を流しながらも、勝負どころは逃さない。マドリーの試合巧者ぶりが発揮された。その象徴的な選手がロナウドだ。
開始2分、ラウールの先制点でペースを掴むと、運動量を抑えた“省エネ・サッカー”へ。成岡に同点されると、本気モードに切り替えてすぐさまPKを奪い、試合終了間際にもダメ押しゴールをゲットした。
磐田の前田は「ロナウドは、点に繋がる時は飛び出しが速い。あとは全然動いていないのに、点を取るところは凄い」と悔しがった。
※週刊サッカーダイジェスト2005年8月16日号より(一部、表記&文章修正)
◎ライフカード・カップ・ワールドツアー2005
2005年7月27日/味の素スタジアム 観衆34,603人
レアル・マドリー 3-1 ジュビロ磐田
得点:レ=ラウール(2分)、ロナウド(27・89分) ジ=成岡(23分)
マドリー:GK/カシージャス DF/M・サルガド、I・エルゲラ(46分アルベロア)、パボン(46分R・ブラーボ)、R・カルロス MF/グラベセン(46分P・ガルシア)、ベッカム(68分ホセ・フラード)、グティ(54分デ・ラ・レード) FW/オーウェン(46分フィーゴ)、ラウール、ロナウド 監督/ルシェンブルゴ
磐田:GK/川口龍 DF/鈴木、田中(69分大井)、茶野 MF/福西(46分河村)、服部、太田(69分川口信)、成岡(46分名波)、村井(76分船谷) FW/前田、カレン 監督/山本昌邦
【写真】レアル・マドリー IN JAPAN(1998~2005)
試合を流しながらも、勝負どころは逃さない。マドリーの試合巧者ぶりが発揮された。その象徴的な選手がロナウドだ。
開始2分、ラウールの先制点でペースを掴むと、運動量を抑えた“省エネ・サッカー”へ。成岡に同点されると、本気モードに切り替えてすぐさまPKを奪い、試合終了間際にもダメ押しゴールをゲットした。
磐田の前田は「ロナウドは、点に繋がる時は飛び出しが速い。あとは全然動いていないのに、点を取るところは凄い」と悔しがった。
※週刊サッカーダイジェスト2005年8月16日号より(一部、表記&文章修正)
◎ライフカード・カップ・ワールドツアー2005
2005年7月27日/味の素スタジアム 観衆34,603人
レアル・マドリー 3-1 ジュビロ磐田
得点:レ=ラウール(2分)、ロナウド(27・89分) ジ=成岡(23分)
マドリー:GK/カシージャス DF/M・サルガド、I・エルゲラ(46分アルベロア)、パボン(46分R・ブラーボ)、R・カルロス MF/グラベセン(46分P・ガルシア)、ベッカム(68分ホセ・フラード)、グティ(54分デ・ラ・レード) FW/オーウェン(46分フィーゴ)、ラウール、ロナウド 監督/ルシェンブルゴ
磐田:GK/川口龍 DF/鈴木、田中(69分大井)、茶野 MF/福西(46分河村)、服部、太田(69分川口信)、成岡(46分名波)、村井(76分船谷) FW/前田、カレン 監督/山本昌邦
【写真】レアル・マドリー IN JAPAN(1998~2005)