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【ミラン番記者】本田圭佑が「先発ドタキャン」を食らった理由。モンテッラは10番の心を傷つけた…

カテゴリ:海外日本人

マルコ・パソット

2016年12月16日

監督の決定が選手との絆を傷つけるものであってはならない。

ローマ戦ではいわば奇策を見せたモンテッラ。はたしてアタランタ戦の采配やいかに? (C)Getty Images

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 こうしたことを繰り返せば、モンテッラはいずれ選手たちの信頼を失うだろう。本人が語った通り、監督は選手を取捨選択しなければならない。その決定は時に痛みを伴い、大勢の支持を得られないこともある。
 
 とはいえ、その選択が選手との絆を傷つけるものであってはいけない。
 
 次節のアタランタ戦(12月17日のセリエA17節)でモンテッラがいかなる采配をするのか、いま誰しもが注目している。
 
 大方の予想では、ローマ戦前と同じく本田がスタメン、ニアングがベンチという見方が多い。今回ばかりはこの見方が当たるか。
 
 なぜなら12月23日には、ユベントスとのイタリア・スーパーカップが控えているからだ。ドーハで開催されるこのビッグマッチで、バックアッパーの本田がキックオフから使われる可能性は極めて低い。ニアングはこの試合のためにアタランタ戦で休養が与えられるだろう。
 
 さてどうなるか、アタランタ戦が楽しみだが、モンテッラには私から一つだけアドバイスを。
 
 試合直前のサプライズ人事だけは、もう止めておいたほうがいい――。
 
文:マルコ・パソット(ガゼッタ・デッロ・スポルト紙)
翻訳:利根川晶子
 
【著者プロフィール】
Marco PASOTTO(マルコ・パソット)/1972年2月20日、トリノ生まれ。95年から『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙で執筆活動を始める。2002年から8年間ウディネーゼを追い、10年より番記者としてミランに密着。ミランとともにある人生を送っている。
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