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【J2全試合採点|42節】札幌がJ2制覇!! 清水が怒涛の9連勝で自動昇格、松本は白星もプレーオフへ

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年11月24日

松本は横浜FCに勝利するも、3位で昇格プレーオフへ。

11月20日/14:00/松本/19,632人
松本 3-2 横浜FC
前半 1-1
後半 2-1
得点者/松本=高崎2(45+3分、50分)、三島(82分) 横浜FC=野崎(9分)、西河(54分)
 
【MAN OF THE MATCH
高崎寛之(松本)
 
【チーム採点・寸評】
松本 6.5
やや硬さが見られた前半に痛恨の先制を許す。しかし、高崎のPKで追いつくと、後半の開始早々には逆転に成功。その後、同点とされるも、途中出場の三島が値千金の決勝点をゲット。ゲームコントロールにやや難も、勝負強さを見せつけた点は評価したい。
 
【松本|採点・寸評】
GK
1 シュミット・ダニエル 5.5
野崎の先制点には懸命な反応もストップできず、CKからの2失点目はノーチャンス。失点以外は安定したセービングを見せた。
 
DF
4 飯田真輝 6.5
イバとは迫力あるマッチアップを繰り広げ、球際の強さを披露。相手ゴール前でも自慢の高さで脅威を与えた。
 
13 後藤圭太 5
1失点目はイバのポストプレーと裏に抜ける野崎を止められず、2失点目はスコアラーの西河のマークを外す。すべての失点に絡んだだけに、厳しく採点した。
 
11 喜山康平 5.5(80分OUT)
最後方からテンポ良くボールを動かすも、縦に入れるパスは精度を欠いた。同サイドの飯尾との連係も今ひとつだった印象。
 
MF
3 田中隼磨 6
前半から何度もクロスを供給するが、うまく中と合わず。攻め込む時間帯が増えた後半は、ベテランらしく冷静なプレーが光った。
 
5 岩間雄大 6.5
抜群のボール奪取力を随所に発揮。動きにキレがあり、中盤の守備力を高めた。喜山がベンチに退いた後は、3バックの左ストッパーを任された。
 
14 パウリーニョ 5.5
自陣エリア内で、はっきりしないプレーでピンチを招く。後半はやや持ち直して、要所で顔を出したが、効果的なプレーはいつもより少なかった。
 
23 工藤浩平 5.5(90+3分OUT)
少ないタッチで局面の打開を図る。高崎の2点目をお膳立てする一方、横浜FCの素早いチェックに手を焼いたか。
 
16 鐡戸裕史 5.5(67分OUT)
この大一番で今季初スタメン。囲まれても慌てずにパスをさばいたものの、バイタルエリアでの仕掛けでは、シャドーとしては物足りなかった。
 
17 飯尾竜太朗 5.5
8月の山口戦以来の出場。守備では軽い対応が目についたが、攻撃では何度かフィニッシュに絡むなど積極性は示した。
 
FW
29 高崎寛之 7
前半終了間際に得たPKを確実に決め、同点弾をゲット。後半が始まって5分後には、狙いすましたシュートで2点目。エースとしての仕事ぶりは文句なし。
 
交代出場
MF
15 宮阪政樹 6(67分IN)
クリアを相手に渡すミスが2度あったのは減点材料。しかし、得意のセットプレーから三島の決勝点をアシストした。
 
FW
39 三島康平 6.5(80分IN)
ピッチに立って2分後、CKのチャンスに難しい態勢から見事なヘディングシュートでネットを揺らす。勝利の立役者に。
 
MF
7 武井択也 -(90+3分IN)
いつも通り、工藤との交代で投入される。試合にうまく入り、落ち着き払った対応でクローザー役を全うした。
 
監督
反町康治 6.5
先制される苦しい展開も、三島投入が当たり、点の取り合いを制す。自動昇格は逃したものの、プレーオフに弾みをつける勝利を手にした。
 
【チーム採点・寸評】
横浜FC 6
イバを軸に力強い攻撃を繰り出し、幸先良く先制する。逆転された後もCKのチャンスを生かし、同点に追いつく粘りを見せて。最後は3点目を奪われ、勝点は得られなかったが、躍動感に満ちた戦いぶりで松本を大いに苦しめた。
 
【横浜FC|採点・寸評】
GK
1 渋谷飛翔 5.5
3失点は悔しい結果。ただ、再三のビッグセーブでチームを鼓舞した。終了間際のCKの場面では相手ゴール前に上がったが、シュートは打てなかった。
 
DF
15 市村篤司 5
自陣エリア内のハンドでPKを献上したほか、突破を図る高崎を止められずに2失点目を許す。攻撃面でもこれといった見せ場は作れなかった。
 
27 楠元秀真 6.5
高崎を激しくチェック。アグレッシブな姿勢を貫いたディフェンスは迫力があり、“デュエル”でも激しさを見せた。
 
5 西河翔吾 6
的確なカバーリングでピンチを防ぎ、楠元との連係も息が合っていた。54分のCKでは相手のマークを巧みに外してヘディングシュートを叩きこむ。
 
22 永田拓也 5.5
イージーなミスが目につき、やや安定感を欠いたか。田所の途中出場と同時に、左MFでプレーも、期待された活躍は示せなかった。
 
MF
16 野村直輝 5.5(80分OUT)
58分には際どいミドルで相手GKを慌てさせる。ただ、90分を通したパフォーマンスはそこまで高くなく、周囲との有機的な絡みも少なかった。
 
6 中里崇宏 6
寺田とともに中盤でボールを落ち着かせて、攻守をつなぐ。正確なCKで西河の同点ゴールをアシストした。
 
10 寺田紳一 6
優れたポジショニングからテンポ良くパスを散らし、ゲームをコントロール。ディフェンスも献身的にこなした。
 
19 小野瀬康介 5.5(76分OUT)
精力的にプレーに絡もうとして、良い形でボールを受けるも、その後が思うように展開できず。シュートもわずか1本で、後半の途中で交代を余儀なくされた。
 
FW
14 イバ 6
後半はややトーンダウンも、恵まれたフィジカルを生かし、前線の基準点に。飯田との1対1は見応えがあった。
 
13 野崎陽介 6.5(65分OUT)
巧みに相手の最終ラインの裏を突き、チームに勢いを与える先制点。確かなテクニックを駆使し、攻撃のリズムを良くした。
 
交代出場
MF
7 内田智也 5.5(65分IN)
攻撃の活性化を託されて途中出場も、“違い”を見せたとは言い難い。シュートゼロと不本意な出来に終わった。
 
FW
39 大久保哲哉 -(76分IN)
決めることはできなかったが、84分、88分と立て続けに惜しいヘディングシュート。結果は残せずとも、限られた時間の中で存在感を放った。
 
DF
3 田所 諒 -(80分IN)
左SBでプレー。高い位置まで攻め上がり、質の高いクロスを供給したが、ゴールには結びつけられなかった。
 
監督
中田仁司 6
3枚の交代カードで攻撃の強度を高めることはできたが、あと一押しが足りなかった。ただ、組織的でアグレッシブな守備はまずまずの完成度だった。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
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