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【J2全試合採点|42節】札幌がJ2制覇!! 清水が怒涛の9連勝で自動昇格、松本は白星もプレーオフへ

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年11月24日

徳島を下した清水が破竹の9連勝でJ1昇格!

11月20日/14:00/鳴門大塚/9,767人
徳島 1-2 清水
前半 1-1
後半 0-1
得点者/徳島=藤原(35分) 清水=犬飼(29分)、金子(73分)


【MAN OF THE MATCH
金子翔太(清水)

【チーム採点・寸評】
徳島 5.5
試合が進むにつれオフェンス面の連係が改善されたとはいえ、最終局面での精度不足を露呈。終盤の攻勢も実らず力負けした。
 
【徳島|採点・寸評】
GK 
31 長谷川徹 6
結果的に2失点したが、自責点はない。むしろ、大前との1対1を阻んだ35分のシーンをはじめ、何度か好守を見せていた点は評価したい。
 
DF
26 橋内優也 6
清水の2トップを監視しつつ、積極的にボールを前に持ち運ぶ。球際では身体を張ったプレーを見せながら最終ラインを支えた。
 
2 福元洋平 5.5
空中戦や対人プレーには問題は見られなかった一方、背後を狙われると危うさを覗かせた。特に、2列目から飛び出してきた枝村の動きには終始苦戦していた印象。
 
4 藤原広太朗 6
35分に決めた同点ミドルは威力、コースとも見事だった。守備に重心を置きつつ、チャンスを虎視眈々と狙っていた。
 
MF
22 広瀬陸斗 6
ボールを受けると、果敢に縦へ仕掛けて攻撃に厚みを加える。前半終盤にはサイドを駆け上がり、「あと一歩」というチャンスも作った。
 
28 井澤 惇 6
中盤で的確にボールを捌きビルドアップに関与。「前」への意識が高まった後半は、サイドのスペースにも進出し攻撃をサポートした。
 
8 岩尾 憲 6
守備に重心を置いてプレー。後半はやや息切れした感もあったが、相手との競り合いでは球際の強さを見せた。
 
3 アレックス 5.5
総じて高い位置でのプレーには物足りなさがあった。後半に入りようやく果敢な突破を見せたが、その姿勢が前半から見せられなかったのが悔やまれる。
 
10 大﨑淳矢 5.5(70分 OUT)
味方との連係が噛み合わない場面が見られるなど、プレーに精彩を欠く。オフェンス面で迫力を見せられないまま、後半途中でピッチを去った。
 
17 山﨑凌吾 5.5(78分 OUT)
シュート2本を放ったが、相手の脅威にはなり切れず……。後半に入ると徐々に存在感は薄れ、交代を命じられた。
 
FW
16 渡 大生 5(83分 OUT)
味方から必至でボールを呼び込むも、良い形でパスを受けられなかった。清水のDF陣に動きを読まれてしまった影響もあり不完全燃焼に終わる
 
交代出場
FW
18 佐藤晃大 5(64分 IN)
精彩を欠いたFW渡に代わって出場も、インパクトは放てなかった。ボールを呼び込む動きは見せたが、見せ場はなく試合終了を迎えた。
 
FW
7 木村祐志 5.5(70分 IN)
右サイドで広瀬との連係からチャンスを創出。試合に上手く溶け込めていただけに、強引な仕掛けがあっても良かったか。
 
FW
11 キム・キョンジュン ―(78分 IN)
強引な突破からゴールへ迫るプレーには、敵将の小林監督も「怖さがあった」と評価。ただ、最終局面で精度不足が目立ったのは残念だった。
 
監督
長島裕明 5.5
個の質で上回る清水を相手に善戦したが、攻守とも詰めの甘さを見せる。交代カードも機能したとは言い難かった。
 
【チーム採点・寸評】
清水 6.5
90分を通じて、決して褒められる内容ではなかった。ただ、J1昇格が懸かった大一番で結果を残したのは評価すべきだろう。
 
【清水|採点・寸評】
GK
43 植草裕樹 6
敵のシュートに対して冷静に対応。難しいコースに飛んだ35分の失点は、シュートを止めるほうが難しいものだった。
 
DF 
2 三浦弦太 5.5(88分 OUT)
右サイドのスペースに度々顔を出しクロスを供給。その判断は良かったが、2トップになかなか合わせられなかったのは残念だった。
 
3 犬飼智也 6.5
29分にセットプレーから貴重な先制点を奪取。自陣ゴール前では、ロングボールやクロスを跳ね返すなど、攻守に存在感を見せた。
 
45 角田 誠 6.5
積極的なインターセプトを見せつつ、後方へのカバーリングも確実に対応。犬飼との連係にも問題は見られなかった。
 
25 松原 后 6
積極的に高い位置を取り、1列前の白崎とのコンビで左サイドを打開するプレーは効果的だった。一方で、クロスの精度を欠いたのが悔やまれる。
 
MF
17 河井陽介 5.5(85分 OUT)
積極的な突破でファウルを誘い、そこで得たFKから先制点が生まれる。一方で、相手のプレスを受けボールを失う場面も見られたのは反省点。
 
20 竹内 涼 6
中盤を引き締める粘り強い守備が光る。タイミングを見計らい高い位置からのプレスも決行するなど、ピッチを幅広くカバーした。
 
22 枝村匠馬 6
大半の時間で中盤の組み立てに関わる。31分には角田のロングフィードを受け決定的なシュートを放つも、GKの攻守に阻まれた。
 
39 白崎凌兵 6
前線の2トップにラストパスを供給する場面もあったが、どれもゴールには結びつかなかった。ただ、臆せず果敢に仕掛けようとする姿勢は感じさせていた。
 
FW
10 大前元紀 5.5(68分 OUT)
タイトなマークを掻い潜れず、消化不良の出来に。何度かチャンスもあったが、GKと1対1の場面を迎えた35分をはじめ、決定力は鳴りを潜めた。
 
9 鄭 大世 6.5
前線でしっかりボールを収め、攻撃の起点になる。ゴールこそなかったが、懐の深いキープ力で味方からパスを呼び込み、73分には金子の決勝点をお膳立てした。
  
交代出場
FW
30 金子翔太 6.5(68分 IN)
エースの大前に代わって2トップの一角に入ると、その5分後に殊勲の決勝ゴールを奪取。献身的な守備も含め、貢献度の高さを示した。
 
MF
7 本田拓也 ―(85分 IN)
鋭いプレスで敵からボールを奪い切る守備力でピンチの芽を摘む。スペースを確実に埋め中盤を引き締めた。
 
DF
4 鎌田翔雅 ―(88分 IN)
脚を負傷した三浦に代わって右SBを務める。終盤は相手に押し込まれたが、相手のマークを外さず冷静に対応していた。
 
監督
小林伸二 6.5
なによりJ1昇格という結果を掴んだ点は素晴らしい。後半途中に投入した金子が決勝ゴールを奪ったように、交代カードも当たった。
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 
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