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【ミラン番記者】モントリーボが語る本田「僕はケイスケの生き方に感服している。移籍先に薦めるのは…」

カテゴリ:海外日本人

マルコ・パソット

2016年11月18日

「今の自分の状況を、僕に愚痴ってきたことは一度もない」

本田がモントリーボと同様に親しいのがこのアバーテ。一時期は右サイドで縦に並んで好連携を見せていた。(C)Getty Images

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 モントリーボと本田の話をしていると、彼の性格が見えてくる。それは決して我々の想像を裏切るものではない。
 
「ミランでのこの3年で、ケイスケの性格にとくに目立った変化は見られないね。いつもシャイで一匹狼だ。でも、そうしているのは決して傲っているからではなく、それが彼のキャラだからだ。ただ、その性格と彼の仕事に対する真摯な態度とが結びついて、時にはあまりにストイックすぎる印象を与える時もあるけどね……。でも、彼だってふざけることもあるんだよ。とくに僕やアバーテとはね。最近じゃあ、アバーテとカラオケ大会を開きたいなんて話で盛り上がっているよ(笑)」
 
 本田はモントリーボといくら親密でも、彼を不満のはけ口にはしないようだ。
 
「今の自分の状況を、僕に愚痴ってきたことは一度もない。彼はすごく頭がいいからね、チームが良い結果を残していることで(12節終了時点で3位)、自分を納得させているんだと思う。もし彼がミランを出て行かなければならないなら、移籍先はどこがいいかって? そうだな、ドイツなんか悪くないんじゃないかな。ドイツのサッカーは戦術的で秩序だっている。まさにケイスケ自身のようだ」
 
 11月20日のセリエA13節には、インテルとのミラノ・ダービーが待っているミラン。本田はベンチスタートが濃厚で、途中出場する可能性も低い。インテルの番記者によれば、長友佑都も先発から外れる見込みだという。日本人対決の実現は極めて難しいそうだ……。
 
文:マルコ・パソット(ガゼッタ・デッロ・スポルト紙)
翻訳:利根川晶子
 
【著者プロフィール】
Marco PASOTTO(マルコ・パソット)/1972年2月20日、トリノ生まれ。95年から『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙で執筆活動を始める。2002年から8年間ウディネーゼを追い、10年より番記者としてミランに密着。ミランとともにある人生を送っている。
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