DF――ダブル酒井以外はクラブでベンチを温める日々が続く…。
DF
酒井 高徳(ハンブルク/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:6試合出場(先発6試合)・0得点
開幕節から右SBとして、全試合で先発フル出場を果たしている。
しかし、クラブは前回の代表ウィークから全ての試合で敗れており、今季、リーグ戦ではまだ勝利がない。チームは守備陣が安定せず、酒井も失点に絡むシーンが散見される。
成績不振を受けて9月末には酒井のハンブルク移籍の大きな理由となったラッバディア監督が解任。後任にギスドルが就いた後も酒井は右SBとして先発しているが、チームは連敗から抜け出せていない。
DF
長友 佑都(インテル/イタリア)
今季セリエA成績:2試合出場(先発1試合)・0得点
9月の代表招集辞退に繋がった右ふくらはぎの怪我はすでに完治。しかし、インテルではデブール新監督の評価が思わしくない。
左SBでフル出場しヨーロッパリーグ(EL)のハポエル・ベエルシェバ戦(●0-2)以降は、公式戦4試合連続で出番なし。セリエA7節のローマ戦(●1-2)では62分から出場の機会を得るも、状況判断のミスが目に付いた。
スプリントで左サイドを突破してクロスを上げるなどコンディション的には悪くなさそうだが、守備の局面では、試合勘のなさが致命傷になりかねない。果たしてハリルホジッチ監督の選択は……。
DF
太田 宏介(フィテッセ/オランダ)
今季エールディビジ成績:3試合出場(先発2試合)・0得点
先発出場した開幕戦の後半にクライスバイクと交代して以降、ベンチを温め続けていた太田だが、5節のアヤックス戦(●0-1)でようやく出番が回ってきた。
これは太田からポジションを奪ったクライスバイクの退場によるもので、ここで16分間プレーすると、続くゴーアヘッド・イーグルス戦(○2-1)では5試合ぶりに先発出場を果たし、攻守で勝利に貢献している。
しかし、以降の2試合では再び出番なし。22日のリーグカップ1回戦(4部のデダイクに7-0の勝利)にフル出場したのが現時点で最後の出場試合だが、本人は「この試合に出られたことは大きかった」と語っている。
DF
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
今季プレミアリーグ成績:1試合(先発1試合)・0得点
リーグ戦は1節のワトフォード戦(1-1)以降は未出場も、リーグカップとELのカップ戦では3試合全てでフル出場。いずれも完封し、まずまずのプレーを見せている。
とはいえ、CBとしての序列は3番手のまま……。フォンテ、ファン・ダイクの両CBからスタメンの座を奪取できずにベンチを温めているのが現状だ。
主力の両CBに緊急事態でもない限り、吉田の地位に変動はなさそうで、体力的に問題なく臨める代表戦でのプレーが、彼にとっては重要なアピールの場にもなるだろう。
※データは全て10月3日現在
文:山口 裕平(ブンデスリーガ、リーグアン所属選手)、サッカーダイジェストWeb編集部(プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエA、エールディビジ所属選手)
酒井 高徳(ハンブルク/ドイツ)
今季ブンデスリーガ成績:6試合出場(先発6試合)・0得点
開幕節から右SBとして、全試合で先発フル出場を果たしている。
しかし、クラブは前回の代表ウィークから全ての試合で敗れており、今季、リーグ戦ではまだ勝利がない。チームは守備陣が安定せず、酒井も失点に絡むシーンが散見される。
成績不振を受けて9月末には酒井のハンブルク移籍の大きな理由となったラッバディア監督が解任。後任にギスドルが就いた後も酒井は右SBとして先発しているが、チームは連敗から抜け出せていない。
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長友 佑都(インテル/イタリア)
今季セリエA成績:2試合出場(先発1試合)・0得点
9月の代表招集辞退に繋がった右ふくらはぎの怪我はすでに完治。しかし、インテルではデブール新監督の評価が思わしくない。
左SBでフル出場しヨーロッパリーグ(EL)のハポエル・ベエルシェバ戦(●0-2)以降は、公式戦4試合連続で出番なし。セリエA7節のローマ戦(●1-2)では62分から出場の機会を得るも、状況判断のミスが目に付いた。
スプリントで左サイドを突破してクロスを上げるなどコンディション的には悪くなさそうだが、守備の局面では、試合勘のなさが致命傷になりかねない。果たしてハリルホジッチ監督の選択は……。
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太田 宏介(フィテッセ/オランダ)
今季エールディビジ成績:3試合出場(先発2試合)・0得点
先発出場した開幕戦の後半にクライスバイクと交代して以降、ベンチを温め続けていた太田だが、5節のアヤックス戦(●0-1)でようやく出番が回ってきた。
これは太田からポジションを奪ったクライスバイクの退場によるもので、ここで16分間プレーすると、続くゴーアヘッド・イーグルス戦(○2-1)では5試合ぶりに先発出場を果たし、攻守で勝利に貢献している。
しかし、以降の2試合では再び出番なし。22日のリーグカップ1回戦(4部のデダイクに7-0の勝利)にフル出場したのが現時点で最後の出場試合だが、本人は「この試合に出られたことは大きかった」と語っている。
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吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
今季プレミアリーグ成績:1試合(先発1試合)・0得点
リーグ戦は1節のワトフォード戦(1-1)以降は未出場も、リーグカップとELのカップ戦では3試合全てでフル出場。いずれも完封し、まずまずのプレーを見せている。
とはいえ、CBとしての序列は3番手のまま……。フォンテ、ファン・ダイクの両CBからスタメンの座を奪取できずにベンチを温めているのが現状だ。
主力の両CBに緊急事態でもない限り、吉田の地位に変動はなさそうで、体力的に問題なく臨める代表戦でのプレーが、彼にとっては重要なアピールの場にもなるだろう。
※データは全て10月3日現在
文:山口 裕平(ブンデスリーガ、リーグアン所属選手)、サッカーダイジェストWeb編集部(プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエA、エールディビジ所属選手)