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ボランチでやりがい。過酷な環境も「1周回って受け入れられる」充実感を覚えるベールスホットでの日々【原口元気 独占インタビュー②】

カテゴリ:海外日本人

元川悦子

2025年12月19日

「見ていて心から楽しいと思える」

鎌田のパフォーマンスに注目。リスペクトもしているという。(C)SOCCER DIGEST

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 それほどまでに充実感を覚えている原口。浦和で苦しんでいた頃は「もう現役をやめてもいいかな」と考えたこともあったが、今は「もう一度、上のリーグに上がって勝負したい」という野心が日に日に高まってきたという。

「今は昇格圏の3位以内をキープできていますけど、3位だと入れ替え戦になってしまう。後半戦の再開後は自動昇格を目ざしてチーム状態を引き上げていきたい。

 うまく1部に上がれたら、その先は(鎌田)大地のようなイメージでやっていきたいと考えています。特に代表での大地は前にも後ろにも絡んでゴールも奪っている。かつて10番でやってた独特のうまさを見せながら、守備もガッツリ行くという代表のプレーが僕はすごく好きですね。

 もともと守備はあそこまでできなかったと思うけど、本人も努力して身体を変えただろうし、それが明確に表われている。本当にリスペクトしますし、見ていて心から楽しいと思える。大地のことは注目しています。

 僕自身も少し前までは『次、欧州に戻るのなら指導者という形になるだろうな』と覚悟していたけど、こんな良い機会をもらえたので、選手としてできる限りやってみたい。大好きだったサッカーの楽しみを改めて感じられるこの環境は幸せですし、感謝しかないです」
 
 選手キャリアの区切りのつけ方は様々だが、不完全燃焼感を抱いたり、フィジカル的な問題を抱えてやめるよりは、自分にできることをやり切って終えた方がいい。

 浦和の先輩にあたる長谷部誠や興梠慎三は好例だろう。彼らのように完全燃焼して次の一歩を踏み出すために、原口はベルギー2部で持てる力をすべて注ぎ込む構えだ。

※第2回終了(全3回)

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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