元川崎レナトの今夏Jリーグ復帰は消滅。冬に再燃か? 鍵を握った宇佐美同僚の去就

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年08月03日

宇佐美の移籍が、レナトの動向にも関わってきていた!? J復帰の“火種”は残った。

アウクスブルクの新シーズンのユニホームに袖を通した宇佐美。彼の加入による“玉突き”が、レナトの動向にも関わってきていたようだ。(C)Getty Images

画像を見る

 広州富力は15年にナイジェリア代表FWアラナレ(←CSKAモスクワ/ロシア)、元バレンシアのMFミチェル(←オビエド/スペイン2部)を獲得。しかし、ふたりとも今季はレンタルに出され、現在は広州富力のリザーブチーム登録の扱いになっている。
 
 加えて、ボバディージャ獲得失敗により、少なくない強化資金が手元に残った。Jリーグと同じくシーズオフを迎える冬のオフ、広州富力がさらなる大物を狙うのは確実であり、今季このあとのパフォーマンスによっては、レナトのJリーグ復帰話が再燃する“火種”は残った。ただ、レナトがこの1か月で急激に評価を高めた点は、ある意味、Jリーグのスカウト陣にとっては“誤算”だったと言えるかもしれない。
 
 Jリーグの移籍ウインドーは7月29日に閉まった。結局、この夏の爆買いによるJリーグへの余波は限定的だった。広州恒大の21歳になる中国人若手FWワン・ジンビンが岡山に期限付き移籍するという新たな流れも出来始めている。
 
 選手の玉突きにより次々と移籍の連鎖は起きるもので、今回もある意味、宇佐美の動向が関わってきていたのも興味深い点である(宇佐美のアウクスブルク加入などにより、ボバディージャも移籍を検討。それによりレナトの動向にも影響)。
 
 今後、レナトのみならず爆買いにより“溢れた”優良株をターゲットに、Jのマーケットが活性化される――。そんな時代が迫っているのかもしれない。
 
 
【関連記事】
大争奪戦勃発、元川崎FWレナトがJリーグ復帰か? 移籍先候補は鹿島、G大阪、FC東京!?
【J1採点&寸評】湘南×川崎|第1ステージに続きまたも打ち合いに。MOMは1得点・1アシストの車屋。
小笠原満男との対決に「勝てると思った」。日本代表にも選ばれた“第3の男”を、浦和はどう生かす?
細貝萌が2部のシュツットガルト移籍! 複数オファーの中から恩師ルフカイが率いるクラブを選択
涙のセレモニーで宇佐美がドイツ挑戦の決意を語る。「2度目は地面に這いつくばってでも――」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ