昨季が終わると塩貝はクラブワールドカップに向けて準備を始めていた。6月27日のレアル・マドリー戦のことを本当に楽しみだった。
「向こうからいまいち説明を受けずにモヤモヤと(話が流れた)。メディカルはNECでも、日本のメディカルの方にもチェックしてもらったんですが、何も問題はなく、結局なにが問題だったのか自分も分かりませんでした。納得いかない形で破談になったので、気持ちの切り替えが難しかった。
僕は今、NECで昨季と同じ9番を着けてますが、ザルツブルクに行くことが決まったとき、チャロン・シェリーが9番になり(現在は10番)、(NEC残留が決まった)自分は19番でした。そういう自分の気持ちを遮るような『なんでだ!?』ということがいっぱい起こりました。だけど、そういうことがある方が僕は燃えるタイプなんです。ザルツブルクがなんで僕を獲らなかったのか分かりませんが、『今に見てろ』という感じです」
ハイプレッシングからのショートカウンターを炸裂させ、ポゼッションサッカーを織り交ぜる今季のNECのサッカースタイルは、レッドブル・グループのサッカーとフィロソフィーが似通っている。
「得点王を狙ってます」オランダ首位に立つNECで“20歳日本人FW”も絶好調! 夏のザルツブルク移籍破談には「メディカルは問題なかった」「見返してやりたい」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年08月25日
「納得いかない形で破談になったので、気持ちの切り替えが難しかった」
「そうですね。(ディック・スフローダー新監督の目ざすサッカーは)『若いプレースタイル』だなと感じました。押し込んで相手のボールを取って、そのまま回すエネルギッシュなサッカー。だけど2シャドーは70歳。シェリーは37歳で、ブライアン・リンセンが34歳、ふたり足すと70歳を超えるんです。ふたりは経験があって、僕もリスペクトしてます。リンセンはすごく走る選手ですし、去年から見習うべきところがあります。
このままこのサッカーを継続したい。今、NECは1位ですが、このサッカーが上位3チームに対してどれだけできるか、というのが大事です。9月13日にPSV戦があるので、そこが最初の山場かなと思ってます。そういう試合で活躍できたらステップアップが見えてくると思う。まずはしっかり(NAC戦に蹴られた)腿を治すこと。1日、2日で治るものではないですが、次のフォルトゥナ・シッタールト戦に向けてやっていきたい」
取材・文●中田 徹
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このままこのサッカーを継続したい。今、NECは1位ですが、このサッカーが上位3チームに対してどれだけできるか、というのが大事です。9月13日にPSV戦があるので、そこが最初の山場かなと思ってます。そういう試合で活躍できたらステップアップが見えてくると思う。まずはしっかり(NAC戦に蹴られた)腿を治すこと。1日、2日で治るものではないですが、次のフォルトゥナ・シッタールト戦に向けてやっていきたい」
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