【J1採点&寸評】大宮×新潟|見事な逆転劇で、新潟が第1ステージに続いて勝利を掴む

カテゴリ:Jリーグ

古田土恵介(サッカーダイジェスト)

2016年07月24日

新潟――終盤に見せた守田のビッグセーブがチームを救う。

【警告】大宮=沼田(84分) 新潟=小泉(31分)、伊藤(90+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】伊藤優汰(新潟)

画像を見る

【新潟|採点・寸評】
GK
21 守田達弥 6.5
逆サイドへのクロスを気にし過ぎて、アンラッキーな失点を食らう。ただ、その他は安定したセーブを披露。ただ、今日の守田を語るとすれば88分に見せた清水のシュートを掻き出したビッグセーブに集約される。
 
DF
25 小泉 慶 6
27分にN・ペチュニクのシュートを水際でブロック。最終的にゴールを決められたものの、勝利への執念を感じられるプレーだった。それ以外でも闘志を剥き出しにプレーを続けて、想いを結実させた。
 
4 舞行龍ジェームズ 6.5
守っては強さを活かしてN・ペチュニクに仕事をさせず、攻めては最終ラインからのビルドアップで貢献。不意に打ち込まれる縦パスは素晴らしいアクセントとなっており、相手のプレスを無効化させた。
 
2 大野和成 6.5
組み立てこそ特筆すべき点はなかったものの、勇気ある飛び出しと、的確なカバーリングで大宮攻撃陣を封殺。舞行龍とのコンビも絶妙で、どんなシーンでも冷静さを失わない姿は味方を鼓舞したはずだ。
 
5 前野貴徳 6.5
絶え間ない上下動で、攻守に大宮を脅かす。前節、浦和戦でゴールを決めたマテウスを止め切ったのも素晴らしい。山崎が内に絞って生まれたスペースに飛び出す感覚も見事で、相手SBの裏にできるスペースへのランは大宮を困らせていた。
 
MF
6 小林裕紀 6.5
アンカーの位置で相手の攻撃を堰き止めつつ、攻撃の起点としてボールを散らす。特にボールを受ける際のトラップや身体の向きが秀逸。また、最終ラインに落ちて大宮の前からの守備を上手くいなした。
 
10 ラファエル・シルバ 6(76分OUT)
スピードと突破力を活かす展開にならず、攻撃に迫力を出せなかった。それでも、ワンチャンスを確実にモノにするのはさすが。ゴールの匂いを嗅ぎ取って、上手く山越に目を切らせてフリーで得点してみせた。
 
37 野津田岳人 6
山崎からのグラウンダーのクロスにジャストミートできなかった4分の場面など、前半は不甲斐ないと表現されても仕方ない。一転、後半は別人のように躍動し、右足でキャノン砲を突き刺して逆転勝利を呼び込んだ。
【関連記事】
【大宮】黒川淳史インタビュー|完全復活へ。大怪我に立ち向かうルーキーの胸中(後編)
【大宮】黒川淳史インタビュー|完全復活へ。大怪我に立ち向かうルーキーの胸中(前編)
【大宮】チームを救った江坂任の同点弾は、直前の“口撃”が生んだ!?
【新潟】まさにセンチ単位!韓国代表GKの壁をぶち破った、野津田岳人の超絶シュート
【論点|川崎×新潟の判定】小林悠の決勝ゴールは「誤審」? 広がり続ける疑問の声

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ