【FC東京｜採点・寸評】
GK
47　秋元陽太　5.5
73分に大久保のエリア内からのシュートをファインセーブ。ただ、バックパスの処理を誤って失点につながりそうな大きなミスもあった。キャッチ後の判断も、試合を通してやや不満が残る。素早く前線にフィードできれば、ムリキやN・バーンズを活かせる場面もあっただけに、切り替えの意識は高めるべきだろう。
 
DF
２　徳永悠平　5.5
守備に軸足を置き、相手のサイドアタックをケア。後半になると攻撃参加する場面は増えたが、切り崩すまでには至らなかった。
 
３　森重真人　６
押し込まれた序盤は、中央へ入って来る相手選手の受け渡しが曖昧で、度々バイタルエリアを使われた。しかし、時間の経過とともにラインを上げる場面が増え、それに伴って相手FWへの対応が明確に。シュートコースに入って確実にブロックするなど、守備の要としての役割は果たした。
 
５　丸山祐市　６
的確な位置取りで相手FWの侵入を防ぎ、カバーリングも無難にこなした。攻撃面では、味方選手がスペースへ飛び出すのを見逃さずにフィードを送るセンスの良さを窺わせたが、この日は精度が伴っていなかった。
 
25　小川諒也　5.5
17分にこの日初めてのクロス。低く狙いを持った面白いボールだったが、中央の選手が感じていなかった。失点後に高い位置に顔を出すものの、平山を狙ったクロスは点につながらなかった。
 
MF
７　米本拓司　5.5（35分OUT）
立ち上がりは味方CBとの連係が取れずにバイタルエリアを使われていたが、徐々に相手２列目のマークを掴み始めて守備の安定に貢献。しかし、チームにリズムが出てきた矢先の35分に右膝を負傷し、ピッチを後にした。
 
37　橋本拳人　5.5
ボールを奪った後に思い切って高い位置まで進出し、ゴールを狙った。結局、パスはこなかったが、その攻撃的な姿勢には好感が持てる。ただし、相手が高い位置からプレスに来た際のビルドアップは、まだまだ課題。試合終盤はややスタミナが切れ、中盤の守備でも後手を踏んだ。
 
17　河野広貴　5.5
周囲との連係で裏を取った38分のプレーはキレがあった。相手に引っ張られたように見えたが、ファールを取ってもらえなかったのは残念。サイドでキープして２トップと連動する場面が増えれば、チャンスを作り出しそうな気配は漂わせていた。
 
38　東　慶悟　５（82分OUT）
チームのリズムが出てきたところで放った20分のミドルは好印象。とはいえ、以降はこれといって目立った場面はなく、攻撃で違いを作り出せなかった。