【J1採点&寸評】名古屋×甲府|下位同士の一戦は甲府に軍配。MOMは2戦連続弾のドゥドゥ

カテゴリ:Jリーグ

橋本啓(サッカーダイジェスト)

2016年07月24日

甲府――シモビッチとの勝負で安定感を見せた土屋に「6.5」。

【警告】名古屋=古林(18分)、イ・スンヒ(36分) 甲府=山本(66分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ドゥドゥ(甲府)

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【チーム採点・寸評】
甲府 6.5
堅守をベースにワンチャンスを活かす狙いどおりの戦いを遂行。ここ数試合で安定してきた守備組織は、この試合でも健在だった。
 
【甲府|採点・寸評】
GK
1 河田晃兵 6
FKからの失点場面では、飛び出しが中途半端に。前半はフィードも不安定だったが、徐々に安定感を増し、終盤はハイボール処理も的確に対応。
 
DF
41 土屋征夫 6.5
第1ステージでの対戦時同様、身長差のあるシモビッチとのマッチアップを無難に対応。球際で激しいタックルを見舞うなど、ベテランとは思えない闘志が光る。
 
4 山本英臣 6
右太ももの怪我が癒え、8試合ぶりに先発復帰。統率力を発揮しつつ、決してコンディションが万全ではないなかでも、気迫に満ちたプレーで最終ラインを引き締めた。
 
8 新井涼平  6
チャレンジ&カバーを徹底。自陣ゴール前を固めるだけでなく、左ウイングバックの橋爪が突破された背後も徹底してケアしていた。
 
28 橋爪勇樹 6
矢野に突破を許した場面があったとはいえ、守備面で致命的なミスはなかった。ハーフウェーライン付近でのインターセプトから果敢にシュートを狙うなど、機を窺い攻撃にも関与した。
 
16 松橋 優 6(83分 OUT)
対面した永井にスペースを与えぬよう、終始守備に重心を置いてプレー。運動量が落ちた後半に何度かサイドを突破されるシーンも見られたが、総じて及第点は与えられるだろう。
 
MF
6 マルキーニョス・パラナ 6(87分 OUT)
加入後初先発を飾ったこの試合では、本職のボランチでプレー。39歳の大ベテランとあって時折反応の鈍さが見られたが、ツボを押さえたポジショニングで中盤を下支えした。
 
20 黒木聖仁 6
味方と連係して敵のパスコースを遮断。ボランチで初コンビを組んだマルキーニョス・パラナとの連係も、問題は見られなかった。
 
23 稲垣 祥 6.5
河本のクロスに上手く合わせて先制点を奪取。相手の背後に抜け出すだけでなく、ボールホルダーをしつこく追い回す献身性も効いていた。
 
13 河本明人 6(64分 OUT)
相手DFのマークが緩かった影響もあったが、スペースでボールを受け鋭い突破を披露する場面が普段以上に多かった。ゴール前でより打開力を発揮できるようになればなお良い。
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