「オリンピックは通過点。リオで新しい刺激を感じ取って、『次に向かうべき場所を決めて来い!』」(安間コーチ)
これは僕の持論ですが、日本ではお互いを意識し過ぎて、“世間”で生きている選手が多い。でも、「俺はこういうプレーをする」、「勝つために必要なら俺はこれをやる」としっかりした個が集まっているのが海外。いわば“社会”で生きているわけです。(海外へと羽ばたいて行った)武藤(嘉紀/マインツ)も、(太田)宏介(フィテッセ)もそうでしたし、翔哉もその素養は備えていると思います。
オリンピックでは相手もフィジカル的に手強くなりますが、翔哉は小回りが利くし、テクニックもある。一瞬のスピードだったり、仕掛けるタイミングは、アフリカ、ヨーロッパ、南米にはあまりないタイプ。アジア最終予選の準々決勝・イラン戦で左サイドからカットインしてシュートを決めたドリブルあたりは効果的かなと。
翔哉自身、海外の選手のほうが真っ向勝負をしてくれる分、かわしやすい、抜きやすいと「対世界」に自信を持っています。「試合に出てしまえば自分のモノ」というくらいに思っているかもしれません。自分のストロングポイントをどんどん出して、思い切って勝負してほしいです。
きっと翔哉は無我夢中で戦うでしょう。彼が精一杯やれば、自然とチームを引っ張ることになると思います。オリンピックは通過点であって、行って終わりではなく、行って何をするかがすごく大事。リオで新しい刺激を感じ取って、『次に向かうべき場所を決めて来い!』と思っています。
取材・構成:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
オリンピックでは相手もフィジカル的に手強くなりますが、翔哉は小回りが利くし、テクニックもある。一瞬のスピードだったり、仕掛けるタイミングは、アフリカ、ヨーロッパ、南米にはあまりないタイプ。アジア最終予選の準々決勝・イラン戦で左サイドからカットインしてシュートを決めたドリブルあたりは効果的かなと。
翔哉自身、海外の選手のほうが真っ向勝負をしてくれる分、かわしやすい、抜きやすいと「対世界」に自信を持っています。「試合に出てしまえば自分のモノ」というくらいに思っているかもしれません。自分のストロングポイントをどんどん出して、思い切って勝負してほしいです。
きっと翔哉は無我夢中で戦うでしょう。彼が精一杯やれば、自然とチームを引っ張ることになると思います。オリンピックは通過点であって、行って終わりではなく、行って何をするかがすごく大事。リオで新しい刺激を感じ取って、『次に向かうべき場所を決めて来い!』と思っています。
取材・構成:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)