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宮間あやが語った女子サッカーの未来。五輪予選敗退の苦境に「なでしこリーグ」はどうあるべきか?

カテゴリ:特集

馬見新拓郎

2016年04月11日

宮間が「絶対に見せ続けなければならない」と強調するものとは。

ベレーザに0-5と大敗した湯郷ベル。宮間は若手の成長を期待し、「次の対戦ではまったく違ったゲームにしなければ」と意気込みを示した。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 では、なでしこリーグは、日本女子サッカーは今後いかなるポリシーのもとで進んでいくべきなのか。宮間が続ける。
 
「まずはサッカーに向き合って真摯にプレーすること。それは絶対に私たちが見せ続けなければならない姿勢だと思っている。こういったひとつの試合をするにしても、チーム関係者、ボランティアの方、チームスタッフ、本当にいろんな方々の力があって私たちはサッカーができている。感謝の気持ちを絶対に忘れず、ただ、やることはこれまでと変わらずに続けていけばいい」
 
 湯郷ベルに大勝したベレーザには、今年11月のU-20女子ワールドカップ(パプアニューギニアで開催)を控えるU-20日本女子代表候補選手が多数在籍する。
 
「ベレーザには湯郷ベルの若手と同じ年齢の選手がいて、その選手がベレーザを引っ張っている。湯郷ベルの若手も今日は悔しさを感じたと思うから、次に対戦する時にはまったく違ったゲームにしなければいけない」
 
 ピッチ上の充実を示すためにも、宮間は次の対戦までに必ず、湯郷ベルのチーム力を向上させてくるだろう。
 
 各チームのそんな積み重ねが、日本女子サッカーの明日を作っていくはずだ。
 
取材・文:馬見新拓郎(フリーライター)

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