【マンチェスター・C｜チーム＆監督 採点＆寸評】
チーム　6.5
先制するも逆転を許す厳しい展開のなかでも、動じずに我慢強く戦い、幸運にも助けられて２点目のアウェーゴールを奪う。主将コンパニと大黒柱トゥーレ・ヤヤを怪我で欠く苦しい陣容だったが、必要最低限のミッションを完遂し、第２レグに向けて十二分の希望を繋いだ。
 
監督 マヌエル・ペレグリーニ　6.5
ピッチ上の10人全員を自陣に引かせ、カウンターに勝機を見出す手堅い采配が的中。同点後にすぐさま守備的MFのデルフを投入するなど、180分を考えた明確な意図が組み取れた。
 
【マンチェスター・C｜選手採点・寸評】
［GK］
１ ジョー・ハート　6.5
２失点はいずれもノーチャンスで、12分にはイブラヒモビッチのPKを見事に読み切ってストップ。故障からの復帰戦で大役を果たした。
 
［DF］
３ バカリ・サーニャ　５
10分にペナルティーエリア内で不用意に足を出し、D・ルイスを引っかけPKを献上。常に反応が鈍く、後手に回った対応が目立った。
 
20 エリアキム・マンガラ　５
イブラヒモビッチの対応に手を焼き、ペナルティーエリア内に飛び込んできたラビオとマテュイディをフリーする場面が何度か。ビルドアップでも起点になれず。
 
22 ガエル・クリシ　６
対面のディ・マリアへの守備に時間を割かれるなかで、61分にはパスカットから持ち上がって決定機を演出。一定の存在感は示した。
 
30 ニコラス・オタメンディ　５
敵陣に持ち出したところでボールを失い、その背後を突かれるという致命的なピンチを招いた25分に加えて、２失点目のシーンでもCKでカバーニへのマークが遅れる。要所でのミスが目立った。
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。