「愛のある監督。たとえ負けたとしても抱き合える、最後まで闘える集団を作れるのではないか」
本田は攻撃的に戦ったからこそ見えた課題だったと強調していた。
「(ゴールを)決めに行って決められて、結果的には無失点に抑えられた。ボランチにあえて枚数をかけて、マコ(長谷部)、(原口)元気、(山口)蛍は行くところと、行けないところをこのレベルで学んだと思う。ただ、それも『行かない』と学べない」
また、A代表通算100試合出場を果たした岡崎について、次のように語った。
「ゴール、取りたそうでしたね。僕が好きなのは(岡崎に対する)監督の対応。僕もベテランと呼ばれる域になってきた。日本では良くも悪くもベテランの選手は大事にされないでしょ。
サッカー界だけでなく、新しいものが持ち上げられて、またそれで飽きたら新しいほうへと関心が移っていく。でも、ミーティングでも、監督からはオカへの決定的なリスペクトを感じる。褒め殺すぐらい、偉業をたたえていた。日本の管理職には見られない対応。それだけのことをやってのけた。代表で100試合、そうそうできることではない」
そんなハリルホジッチ監督だからこそ、彼は「勝たせたい」という想いを強くする。
「部下に尊敬される、愛のある監督。結局は、ワールドカップの3試合で結果を残さないと、評価をしてもらえない。でも、監督の下であれば、たとえ負けたとしても抱き合える、最後まで闘える集団を作れるのではないかと思う」
現在の本田は、勝負に徹するリアリストだ。チームを勝たせるために、自分はどのような役割をこなし、どのようにバランスを取るべきかを考え抜く。そして臨機応変にポジション取りや戦い方を変え、ゴール前での勝負にこだわり――日本の5ゴール快勝劇に導いた。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
※『サッカーダイジェスト3月24日発売号』では、「2016シーズン J1&J2リーグ全40クラブの戦術ガイド」をお届けします。また齋藤学選手、シモビッチ選手、大黒将志選手、原口元気選手の独占インタビューも掲載。ボリューム満点の内容でお届けします。
「(ゴールを)決めに行って決められて、結果的には無失点に抑えられた。ボランチにあえて枚数をかけて、マコ(長谷部)、(原口)元気、(山口)蛍は行くところと、行けないところをこのレベルで学んだと思う。ただ、それも『行かない』と学べない」
また、A代表通算100試合出場を果たした岡崎について、次のように語った。
「ゴール、取りたそうでしたね。僕が好きなのは(岡崎に対する)監督の対応。僕もベテランと呼ばれる域になってきた。日本では良くも悪くもベテランの選手は大事にされないでしょ。
サッカー界だけでなく、新しいものが持ち上げられて、またそれで飽きたら新しいほうへと関心が移っていく。でも、ミーティングでも、監督からはオカへの決定的なリスペクトを感じる。褒め殺すぐらい、偉業をたたえていた。日本の管理職には見られない対応。それだけのことをやってのけた。代表で100試合、そうそうできることではない」
そんなハリルホジッチ監督だからこそ、彼は「勝たせたい」という想いを強くする。
「部下に尊敬される、愛のある監督。結局は、ワールドカップの3試合で結果を残さないと、評価をしてもらえない。でも、監督の下であれば、たとえ負けたとしても抱き合える、最後まで闘える集団を作れるのではないかと思う」
現在の本田は、勝負に徹するリアリストだ。チームを勝たせるために、自分はどのような役割をこなし、どのようにバランスを取るべきかを考え抜く。そして臨機応変にポジション取りや戦い方を変え、ゴール前での勝負にこだわり――日本の5ゴール快勝劇に導いた。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
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