チーム最多3得点を挙げた岩渕、今大会で頭角を現わした横山が6点台に。

今大会初戦の40分に投入されて以降、前線で輝きを放った横山。中国戦、ベトナム戦と2試合連続弾を放った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

チーム最多の3得点を挙げた岩渕だが、本人も自覚するように潰したチャンスも多く、さらにフィニッシュの精度を上げたい。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
[FW]
10 大儀見優季 5試合(383分)・2得点・1アシスト 平均採点5.70 (6/5.5/5.5/6.5/5)
身体を張ったポストプレー、労を惜しまないチェイシングで奮闘するなか、サポートに恵まれず孤立する場面も。10番を受け継ぎ時には厳しい言葉でチームの奮起を促したが、自らも2得点に終わった。
11 大野 忍 2試合(130分)・1得点・0アシスト 平均採点5.75 (5/-/-/6.5/-)
開幕戦でスタメン出場を果たすも、プレスに追われて攻撃力を発揮できず、わずか40分で交代。悔しさを秘めて臨んだベトナム戦では、スーパーミドルで代表通算40点目を挙げ、ベテランの意地を見せた。
15 髙瀬愛実 3試合(72分)・0得点・0アシスト 平均採点5.50(-/-/-/5.5/-)
岩渕や横山ら若手の勢いに押され、先発の機会が巡ってきたのは五輪出場が消滅したベトナム戦。ボールが回って来ず、中盤まで下りては深みを作れず、高さも不発。FW陣で唯一の無得点に終わった。
16 岩渕真奈 5試合(194分)・3得点・1アシスト 平均採点6.25(-/6.5/5.5/6.5/6.5)
右膝の故障を乗り越え、全試合に出場。1.5列目からどんどん仕掛けて攻撃を牽引した。3度の先制弾は評価に値するが、追加点のチャンスを逃した場面も多く、フィニッシュの精度を高めていきたい。
20 横山久美 5試合(328分)・2得点・0アシスト 平均採点6.00 (6/6.5/6/6/5.5)
ドリブル突破やラインブレイクで相手の守備を切り裂き、2試合連続ゴールでなでしこリーグ2部得点王の実力を証明。「個」で局面を打開できる攻撃の切り札として、今大会の数少ない光明となった。
監督
佐々木則夫 平均採点5.70 (5.5/6/5/6/6)
他国の徹底した“日本対策”に悪戦苦闘。様々な状況を想定した準備が行き渡らず、ワールドカップ優勝以降ベースとしてきた守備が崩れてしまった。ラスト2試合こそ連勝したものの、試合中の修正を促し切れず、チームを早い段階で好循環に導けなかったのは大きな失態だと言える。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
※『サッカーダイジェスト3月10日発売号』では、「2016 Jリーグ開幕記念企画 Jを動かす新・背番号10」と題して、広島の浅野拓磨、浦和の柏木陽介、川崎の大島僚太のインタビュー、さらに鹿島の元10番・本山雅志が語る柴崎岳、43人の現役10番が選ぶ「史上最強の10」など、10番にまつわる話題を一挙に紹介します。
10 大儀見優季 5試合(383分)・2得点・1アシスト 平均採点5.70 (6/5.5/5.5/6.5/5)
身体を張ったポストプレー、労を惜しまないチェイシングで奮闘するなか、サポートに恵まれず孤立する場面も。10番を受け継ぎ時には厳しい言葉でチームの奮起を促したが、自らも2得点に終わった。
11 大野 忍 2試合(130分)・1得点・0アシスト 平均採点5.75 (5/-/-/6.5/-)
開幕戦でスタメン出場を果たすも、プレスに追われて攻撃力を発揮できず、わずか40分で交代。悔しさを秘めて臨んだベトナム戦では、スーパーミドルで代表通算40点目を挙げ、ベテランの意地を見せた。
15 髙瀬愛実 3試合(72分)・0得点・0アシスト 平均採点5.50(-/-/-/5.5/-)
岩渕や横山ら若手の勢いに押され、先発の機会が巡ってきたのは五輪出場が消滅したベトナム戦。ボールが回って来ず、中盤まで下りては深みを作れず、高さも不発。FW陣で唯一の無得点に終わった。
16 岩渕真奈 5試合(194分)・3得点・1アシスト 平均採点6.25(-/6.5/5.5/6.5/6.5)
右膝の故障を乗り越え、全試合に出場。1.5列目からどんどん仕掛けて攻撃を牽引した。3度の先制弾は評価に値するが、追加点のチャンスを逃した場面も多く、フィニッシュの精度を高めていきたい。
20 横山久美 5試合(328分)・2得点・0アシスト 平均採点6.00 (6/6.5/6/6/5.5)
ドリブル突破やラインブレイクで相手の守備を切り裂き、2試合連続ゴールでなでしこリーグ2部得点王の実力を証明。「個」で局面を打開できる攻撃の切り札として、今大会の数少ない光明となった。
監督
佐々木則夫 平均採点5.70 (5.5/6/5/6/6)
他国の徹底した“日本対策”に悪戦苦闘。様々な状況を想定した準備が行き渡らず、ワールドカップ優勝以降ベースとしてきた守備が崩れてしまった。ラスト2試合こそ連勝したものの、試合中の修正を促し切れず、チームを早い段階で好循環に導けなかったのは大きな失態だと言える。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
※『サッカーダイジェスト3月10日発売号』では、「2016 Jリーグ開幕記念企画 Jを動かす新・背番号10」と題して、広島の浅野拓磨、浦和の柏木陽介、川崎の大島僚太のインタビュー、さらに鹿島の元10番・本山雅志が語る柴崎岳、43人の現役10番が選ぶ「史上最強の10」など、10番にまつわる話題を一挙に紹介します。