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「懸念した事態が発生。だが最悪の結果を防いだとも」三笘薫の日本代表離脱にブライトン番記者が見解。不調に野戦病院化...「この状況でミトマを失うわけにはいかない」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

リッチー・ミルズ

2023年11月16日

勝てた試合を逃してしまう悪い流れを断ち切れなかった

 三笘を含めたブライトンの攻撃陣は、時にはカウンターから敵ゴールを狙ったものの、数的不利で決定機は作れなかった。そしてスタジアムにはファイナルホイッスルが鳴り響いた。この日も、勝てた試合を逃してしまう悪い流れを断ち切れなかった。

 もしかしたら、三笘を先発させたほうが良かったかもしれないし、怪我をしなかったことを考えれば、45分間のみが正解だったかもしれない。なんにせよ、またも勝利はつかめなかった。

 インターナショナルウィークにより、次戦は11月25日。アウェーでのノッティンガムフォレスト戦となる。ぺルビス・エストゥピニャン、タリク・ランプティー、ルイス・ダンク、ダニーウェルベック、ソリー・マーチ、ジェームズ・ミルナー... 。エバン・ファーガソンについても、デ・ゼルビ監督は「怪我をしている」と話していた。ブライトンの故障リストはとても長く、さらに軽率なプレーで退場したダフードも今後3試合出場停止となることが濃厚だ。
 
 まさに野戦病院状態である。そんな中、チームに欠かせないウインガーは長時間の移動を経て、日本、さらにサウジアラビアで日本代表として連戦に挑む予定だった。だが、怪我のために離脱が発表されている。

 三笘が日本で怪我をしないことを願っていたブライトンのサポーターたちにとっては、懸念していた事態が起こってしまったと言えるし、長期離脱するような最悪の結果を未然に防いだとも言える。

 このチーム状況で、三笘を失うわけにはいかないのだ。

取材・文●リッチー・ミルズ(ブライトン番記者)
翻訳●松澤浩三
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