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“疲労困憊”の三笘薫がまだ合流できず。日本代表の緊急事態、ミャンマー戦で左サイドを担うのは誰だ?

カテゴリ:日本代表

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年11月15日

「自分が思うままに動けている」

14日の練習に参加できなかった三笘。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 2026年北中米ワールドカップのアジア2次予選で、11月16日にミャンマー、21日にシリアと戦う日本代表は、初戦を戦う大阪市内で調整を続けている。

 14日の練習がスタートすると、報道陣がざわついた。この日から合流予定だった三笘薫の姿がなかったからだ。

 日本サッカー協会の関係者によると、「疲労が考慮され、ホテルで静養している」という。

 コンディション不良で日本代表の10月シリーズの参加を回避した事実からもわかるように、三笘の疲労が相当溜まっているのは間違いない。所属するブライトンのプレーを見ていても、万全でないのは一目瞭然だ。

 ブライトンがクラブ史上初となるヨーロッパリーグに参戦しているため、“替えの利かない”日本代表アタッカーは、強度の高い試合を週2回こなしている。経験したことがない負荷が掛かっているのは想像に難くない。

 直近のシェフィールド・ユナイテッド戦(1-1。プレミアリーグ第12節)ではついにスタメンを外れた。だが、最下位相手にチームが試合を決め切れないなか、後半頭からピッチに立っている。これがもう少し短時間であれば、通常通り合流できていたかもしれない。

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 いずれにしても、ミャンマー戦でスタメン出場する可能性はなくなったと見ていいだろう。では、誰が左サイドを担うのか。おそらく相馬勇紀(カーザ・ピア)になるはずだ。

 6月シリーズ以来約5か月ぶりの招集となった相馬は、ポルトガルに渡って、身体が一回りも二回りも大きくなった。しかも、今シーズンはその身体を自由に使いこなせるようになったという。

「(昨シーズンは)自分の身体に鎧をしょいながらプレーしてるから、いい当たり方したら強いけど、当たられ方によってよろけちゃうって感じだった。(今季は)インナーを着てるみたいな。自分が思うままに動けるし、ちょっと体勢崩しながらでも、例えば腕の力が使えたりだとか内側から体幹が使えてる感じがします」

 森保一監督が「よりゴールに仕掛けていく彼の良さと、上下動して攻守に関わる部分を確認して招集した」と選出理由を語ったように、1対1の強さや運動量には定評がある。海外移籍によって逞しさが加わり、柔和な印象だったのが、いわば“戦士”となった。相手がスマートな戦い方をしてこないアジア予選では大切な要素だ。

 三笘が万全でなく、中村敬斗と前田大然が怪我で不在のなか、巡ってきたチャンスを生かせるか。相馬にとっては、来年のアジアカップに向け、生き残りを懸けた試合になる。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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