香川の不安を払拭してくれたのは…
──ここまで素晴らしい活躍を見せていますが、シーズンインした当初(15年7月)、クロップからトゥヘルに監督が代わって不安はありませんでしたか?
「ありましたよ。クロップ監督の時と同じサッカーをやり続けるのかという不安が。チームに変化が必要なタイミングだったので」
──確かに、14-15シーズンのドルトムントには停滞感が漂っている印象もありました。トゥヘル監督がクロップと同じようなサッカーを標榜すれば、チームとして成長できなかった可能性はありました。
「ところが、そんなことはなかった。もちろん、攻守の素早い切り替えは以前と変わらず求められます。でも、それは近代サッカーの基本でもあり、ゲーゲンプレッシング(ゲーゲンはドイツ語でカウンターの意)もそうです。トゥヘル監督の下では、そのうえでポゼッションにもこだわり、コンビネーションを高めるサッカーになりました」
──戸惑いはありませんでしたか?
「トゥヘル監督の求めるものは、チームにすぐ浸透しました。練習やミーティングで、何度も言われていますからね。監督は明確に意図を伝えてくれるので、僕たち選手も楽しくプレーできています」
取材・文:ミムラ・ユウスケ(フリーライター)
──────◆────────◆──────
2016年1月14日発売号のサッカーダイジェストでは、香川真司選手のロングインタビューを8頁に渡り掲載。今季からドルトムントで任されているインサイドハーフでの手応え、トゥヘル監督との関係、そして日本代表とドルトムントの共通点と相違点など、気になる話題についても語ってくれています。お見逃しなく!
「ありましたよ。クロップ監督の時と同じサッカーをやり続けるのかという不安が。チームに変化が必要なタイミングだったので」
──確かに、14-15シーズンのドルトムントには停滞感が漂っている印象もありました。トゥヘル監督がクロップと同じようなサッカーを標榜すれば、チームとして成長できなかった可能性はありました。
「ところが、そんなことはなかった。もちろん、攻守の素早い切り替えは以前と変わらず求められます。でも、それは近代サッカーの基本でもあり、ゲーゲンプレッシング(ゲーゲンはドイツ語でカウンターの意)もそうです。トゥヘル監督の下では、そのうえでポゼッションにもこだわり、コンビネーションを高めるサッカーになりました」
──戸惑いはありませんでしたか?
「トゥヘル監督の求めるものは、チームにすぐ浸透しました。練習やミーティングで、何度も言われていますからね。監督は明確に意図を伝えてくれるので、僕たち選手も楽しくプレーできています」
取材・文:ミムラ・ユウスケ(フリーライター)
──────◆────────◆──────
2016年1月14日発売号のサッカーダイジェストでは、香川真司選手のロングインタビューを8頁に渡り掲載。今季からドルトムントで任されているインサイドハーフでの手応え、トゥヘル監督との関係、そして日本代表とドルトムントの共通点と相違点など、気になる話題についても語ってくれています。お見逃しなく!