指揮官の成功ポイントは?
「今まではアカデミーで指導してトップのコーチになり、監督になるというモデルが1つありましたけど、J3→J2→J1という監督の成功例もあっていい。J3は今年からJFLへの降格制度もできましたし、決して楽なリーグではありません。みんな目の色を変えて取り組んでいるし、ちょっとしたミスも許されない。本当に一つひとつの試合が大事なんです。
僕は将来的には海外で監督をやりたいと思っていますし、より高いレベルで勝負したいという夢がある。それを現実にするためにも、今のチームで結果を出さなければいけない」と自らを奮い立たせている。
松原監督が考える「指揮官の成功ポイント」は、ズバリ、マネジメント力。解説者時代は自分が担当するチームの試合をチェックするなど、ルーティンをある程度こなしていればよかったが、監督業は仲間の助けなしに成り立たない。だからこそ、日本代表を率いたジーコ、アルベルト・ザッケローニ監督らは常に自分のチームで動いていたのだ。
僕は将来的には海外で監督をやりたいと思っていますし、より高いレベルで勝負したいという夢がある。それを現実にするためにも、今のチームで結果を出さなければいけない」と自らを奮い立たせている。
松原監督が考える「指揮官の成功ポイント」は、ズバリ、マネジメント力。解説者時代は自分が担当するチームの試合をチェックするなど、ルーティンをある程度こなしていればよかったが、監督業は仲間の助けなしに成り立たない。だからこそ、日本代表を率いたジーコ、アルベルト・ザッケローニ監督らは常に自分のチームで動いていたのだ。
しかし、J3の場合は必ずしもそういうわけにはいかない。いつ誰に何を指示すればいいか、どういう声掛けをすればいいかなどを松原監督は細かく考えながら対応しているという。
「スタッフにはコーチ、分析担当、トレーナー、ドクターなどいろんな人がいますけど、指示の内容やタイミングや話し方なども含め、ベストだと思う方法を模索し続けています。一番大事なのは人と人のつながり。ファミリーが全員イキイキと動けてこそ、組織として機能できる。そういう組織を作れたら、結果もついてくると僕は確信しています」
今季のJ3で「勝てる組織」を作れる指揮官は一体、誰なのか。松原監督の一挙手一投足を含め、興味深く見守りたいものである(続く)。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
「スタッフにはコーチ、分析担当、トレーナー、ドクターなどいろんな人がいますけど、指示の内容やタイミングや話し方なども含め、ベストだと思う方法を模索し続けています。一番大事なのは人と人のつながり。ファミリーが全員イキイキと動けてこそ、組織として機能できる。そういう組織を作れたら、結果もついてくると僕は確信しています」
今季のJ3で「勝てる組織」を作れる指揮官は一体、誰なのか。松原監督の一挙手一投足を含め、興味深く見守りたいものである(続く)。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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