強固な支援体制の構築が喫緊の課題
一方の今治は、京都サンガF.C.や湘南ベルマーレ、ガイナーレ鳥取で指導経験のある高木理己監督が今季から就任。今治里山スタジアムも完成し、町ぐるみでJ2に上がろうという熱気が色濃く感じられる。
「目に見えて改善している環境が、高木監督や選手たちの背中を押している部分があるなと強く感じます。それはカマタマーレ讃岐も同じですね。
でも、僕はいわてにも大いなるポテンシャルがあると思います。今年はJリーグ開幕30周年の節目ですけど、後発地域のクラブがより発展して新たなサッカー文化を作っていくのが次の30年なんだと思います。そのために秋田(豊)さんが社長になったし、僕もここで働く意味を脳裏に刻みつけながら、指導にあたっています」
2021年度の営業収入が6億弱のいわての場合、クラブ力という意味ではまだまだ脆弱な部分があるのは確か。練習場やクラブハウスがなく、ホームゲームの観客数が1000人を割り込む時もある。だからこそ、地域の関心を高め、強固な支援体制を構築していくことが喫緊の課題と言えるのだ。
「目に見えて改善している環境が、高木監督や選手たちの背中を押している部分があるなと強く感じます。それはカマタマーレ讃岐も同じですね。
でも、僕はいわてにも大いなるポテンシャルがあると思います。今年はJリーグ開幕30周年の節目ですけど、後発地域のクラブがより発展して新たなサッカー文化を作っていくのが次の30年なんだと思います。そのために秋田(豊)さんが社長になったし、僕もここで働く意味を脳裏に刻みつけながら、指導にあたっています」
2021年度の営業収入が6億弱のいわての場合、クラブ力という意味ではまだまだ脆弱な部分があるのは確か。練習場やクラブハウスがなく、ホームゲームの観客数が1000人を割り込む時もある。だからこそ、地域の関心を高め、強固な支援体制を構築していくことが喫緊の課題と言えるのだ。
「いわてのクラブ力を10点満点で評価すると、まだ5くらいでしょうか。今は5を6に上げる作業をしているところです。ピッチ内では内容をブラッシュアップして、勝利することが大事ですが、クラブとしての底上げがないとJ2に定着し、J1を目ざすことはできない。その土台を築くべく、僕は2年間の契約の中でできる限りのことをやっていくつもりです」と松原監督は語気を強める。
ウルグアイやクロアチアなどに赴き、日本国内も下部リーグを経験した彼は、必ずしも恵まれた環境ばかりではないことを熟知する人間。目の前にあるものを前向きに捉え、前進できる強さを備えている。
持ち前のバイタリティを武器に、J3から上のカテゴリーに駆け上がるという成功モデルを体現できれば、まさに理想的。彼や中山監督、戸田監督らの成否が今後、Jリーガーから指導者に転じる指揮官たちの未来にもつながるはずだ。
【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブ”美女チアリーダー”を一挙紹介!
ウルグアイやクロアチアなどに赴き、日本国内も下部リーグを経験した彼は、必ずしも恵まれた環境ばかりではないことを熟知する人間。目の前にあるものを前向きに捉え、前進できる強さを備えている。
持ち前のバイタリティを武器に、J3から上のカテゴリーに駆け上がるという成功モデルを体現できれば、まさに理想的。彼や中山監督、戸田監督らの成否が今後、Jリーガーから指導者に転じる指揮官たちの未来にもつながるはずだ。
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