チャンスが大きいのは主力が故障離脱中のトップ下だ。
ポジションを探ってみよう。チーム自体の選手層はお世辞にも厚いとは言えず、ボランチから前線まで対応できる本田は重宝されるはずだ。
ただ、ワイドには縦の仕掛けを要求するビリッチ監督だけに、スピードがない本田がサイドで起用される可能性は低い。トップ下、インサイドハーフ、セントラルMFなどセンターポジションを任される頻度が高くなるかもしれない。
とくにチャンスが大きいのが、トップ下だろう。入団1年目ながらトップ下で攻撃陣を牽引してきたディミトリ・パイエが、11月7日のエバートン戦で足首を故障。2月下旬まで戦線離脱すると見られているからだ。
同じくブレイク中のマヌエル・ランシーニ、生え抜きのマーク・ノーブルというライバルもいるが、前者は左サイド、後者はセントラルMFの主力。1月の早い段階で移籍が決まれば、トップ下でチャンスを与えられる可能性は高い。
もちろん、実際に本田が1月にウェストハムに移籍するかは分からない。言うまでもなくミラン、本田、ウェストハムの三者が合意しなければ、ここまで書いたことは全て机上の空論でしかない。
だがそれでも、私は確実にその時が近づいているように感じている。もちろん現在の総合的な状況、そして過去の経験を加味したうえでの、あくまでも直感だ。加えて、プレミアリーグで躍動する本田の姿を見たいという、希望的観測も含まれていることも付け加えておこう。
文:松澤浩三
ただ、ワイドには縦の仕掛けを要求するビリッチ監督だけに、スピードがない本田がサイドで起用される可能性は低い。トップ下、インサイドハーフ、セントラルMFなどセンターポジションを任される頻度が高くなるかもしれない。
とくにチャンスが大きいのが、トップ下だろう。入団1年目ながらトップ下で攻撃陣を牽引してきたディミトリ・パイエが、11月7日のエバートン戦で足首を故障。2月下旬まで戦線離脱すると見られているからだ。
同じくブレイク中のマヌエル・ランシーニ、生え抜きのマーク・ノーブルというライバルもいるが、前者は左サイド、後者はセントラルMFの主力。1月の早い段階で移籍が決まれば、トップ下でチャンスを与えられる可能性は高い。
もちろん、実際に本田が1月にウェストハムに移籍するかは分からない。言うまでもなくミラン、本田、ウェストハムの三者が合意しなければ、ここまで書いたことは全て机上の空論でしかない。
だがそれでも、私は確実にその時が近づいているように感じている。もちろん現在の総合的な状況、そして過去の経験を加味したうえでの、あくまでも直感だ。加えて、プレミアリーグで躍動する本田の姿を見たいという、希望的観測も含まれていることも付け加えておこう。
文:松澤浩三