予選序盤のハイライトになる因縁の試合。

ブラジル代表にとっての何よりの知らせはネイマールの戦列復帰。バルセロナではリーガの10試合で11ゴールと絶好調。11節のビジャレアル戦では華麗なターンからボレーを叩き込むスペクタクルなゴールを決めた。 (C) Getty Images
一方、ブラジルも最初の2試合はネイマールがコパ・アメリカで科せられた出場停止処分により欠場。第1節はチリの凄まじい運動量と攻守の切り替えの速さに圧倒され、0-2と完敗。続く第2節はホームでベネズエラに3-1で勝利したものの、ここまで勝点3の5位。早くもドゥンガ監督解任論が噴出するなど、宿敵に敗れることは許されない状況だ。
そんなブラジルにとっての朗報は、やはりネイマールの復帰。攻撃はこの大エースと不振チェルシーで孤軍奮闘するウィリアンらのスピードを生かした、カウンターに勝路を見出したい。
守備ではボランチのエリアスを軸に、高い位置でのプレスとリトリートしてからのブロック構築を併用できれば、勝機が見えてくる。
まだ3節だが、この試合の内容と結果は今後の両国の戦い方、さらには南米予選全体に大きな影響を及ぼすだろう。予選序盤のハイライトゲームとなるのは間違いない。
文:沢田啓明
そんなブラジルにとっての朗報は、やはりネイマールの復帰。攻撃はこの大エースと不振チェルシーで孤軍奮闘するウィリアンらのスピードを生かした、カウンターに勝路を見出したい。
守備ではボランチのエリアスを軸に、高い位置でのプレスとリトリートしてからのブロック構築を併用できれば、勝機が見えてくる。
まだ3節だが、この試合の内容と結果は今後の両国の戦い方、さらには南米予選全体に大きな影響を及ぼすだろう。予選序盤のハイライトゲームとなるのは間違いない。
文:沢田啓明