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森保監督、続投のメリットは?「あまり国籍にこだわらないほうがいい」元技術委員長が考える8強への近道

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2022年12月15日

選手の国際化は急ピッチで進んでいるが…

悲願のベスト8に向け、日本代表は新たなスタートを切る。(C)Getty Images

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 自身の経験を踏まえながら意見を口にする霜田氏。そんな彼から見て、仮に森保監督が続投した場合のメリットはどこにあるのか。

「一番のメリットは、過去4年間の経験値を全て次の4年間に活かせることでしょう。主要選手の個性や特徴も十分理解していますし、信頼関係も築けている。JFAで一緒に働いている大岩剛監督と協力しながらパリ五輪世代の抜擢もしやすくなると思います。

 A代表と五輪代表は兄弟のようなもの。両方のチームが選手を共有する必要もありますから、森保監督が東京五輪と今回のA代表監督を兼務したわけです。なので、次も大岩監督がA代表のスタッフに入るような形にならないといけないし、しっかりした体制を作って強化を進めていくことが重要になります」
 
 一方で、日本人体制が続けば、欧州トップの指導メソッドや戦術からやや遠のく恐れがある。日本サッカー界は、選手の国際化は急ピッチで進んでいるが、指導者のほうは遅れを取っている。その差をどう埋めていくのかは非常に大きな課題。だからこそ、外国人監督の抜擢論も完全には消えていないのだろう。

「ワールドカップのベスト8入りのレシピはありませんし、長い時間をかけてハードルを越えた国が多い。どうすればいいかというのは本当に難しいですが、現状を冷静に見極めることが重要。できたこと、できなかったことをきちんと評価してから、決断してほしいと願います」

 反町康治技術委員長らJFAの幹部はどのような判断を下すのか。その動向を冷静に見守りたいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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