やはり日本の右サイドは生命線に
問題はジョルディが上がってきた時。伊東がマークをしっかりと冨安に受け渡し、中に絞ったD・オルモを見るといったスムーズな対応が求められてくる。急造コンビに高度な連係を求めるのは酷だが、ここまできたらやってもらうしかない。
伊東と冨安が良い距離感で守り、ボールを高い位置で取れれば、伊東が一気にハイラインの背後を突いて、タッチライン際を駆け上がることができる。ゴールにダイレクトに向かうプレーも出せるかもしれない。そういう意味でも、やはり日本の右サイドは生命線になると言っていい。
日本が22%しかボールを持てなかったドイツに対して、6割以上のボールポゼッション率を記録したスペインの強さは本物だ。
伊東と冨安が良い距離感で守り、ボールを高い位置で取れれば、伊東が一気にハイラインの背後を突いて、タッチライン際を駆け上がることができる。ゴールにダイレクトに向かうプレーも出せるかもしれない。そういう意味でも、やはり日本の右サイドは生命線になると言っていい。
日本が22%しかボールを持てなかったドイツに対して、6割以上のボールポゼッション率を記録したスペインの強さは本物だ。
「上手くてテクニカルなチームだとは思っていましたけど、その前に激しく厳しく、本当にそのなかで技術を発揮できる、お互いが連係・連動できるという世界最高のチーム。テレビを見ていてそう思いました」と森保監督も神妙な面持ちで語っていただけに、スーパーハードワークと、過去にない集中力で挑まなければ、活路は見出せない。
酒井不在の今、冨安が背負うものは非常に大きい。今回は彼に賭けてみるのも一案ではないか。指揮官がチーム発足当初から手塩にかけて育ててきた若き才能の真価が問われるのは、まさに今。冨安中心にスペインの強力左サイドを完封し、日本の勝利を演出してほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【動画】D・オルモ→ジョルディ→モラタ。スペインが左サイドから崩したドイツ戦の先制弾
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酒井不在の今、冨安が背負うものは非常に大きい。今回は彼に賭けてみるのも一案ではないか。指揮官がチーム発足当初から手塩にかけて育ててきた若き才能の真価が問われるのは、まさに今。冨安中心にスペインの強力左サイドを完封し、日本の勝利を演出してほしいものである。
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