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【バイタルエリアの仕事人】vol.20 千葉和彦|新潟はプロにしてもらったチーム。サポーターにはJ1で戦っている姿を見せて恩返ししたい

カテゴリ:連載・コラム

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2022年09月30日

もちろん目ざすべきところはJ1昇格。でも目の前のことしか考えていない

6年ぶりのJ1復帰へ向け、千葉はまずは目の前の1試合1試合に集中する。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 現在、チームは、リーグでは38節終了時点で首位。直近10試合の戦績は7勝2分1敗で、4連勝中と波に乗っている。今季は残り4試合。2017年に降格を味わって以来、6年ぶりとなるJ1復帰に邁進中だ。

 CBの主力としてチームを支える千葉に、サポーターに対する想いやJ1昇格にかける想いを訊いた。

――◆――◆――

 今季は、悔しかった試合のほうが多かった。そのなかで一番は、開幕前のプレシーズンで負けたセレッソ大阪との練習試合。ボコボコにされて、めちゃくちゃ悔しかったのを覚えています。

 J1クラブとこんな違うのかと。自分たちは、コロナの関係で練習の期間が短かったり、コンディションが整わなかった部分もあるんですけど、それを差し引いても、自分のなかでは差を感じた。
 
 そういった悔しい気持ちが活力となって、現在の順位につながっていると感じています。もちろん目ざすべきところはJ1昇格。でも自分は次の試合でどれだけ良いパフォーマンスを出せるか。それがチームのプラスとなって、1試合1試合、勝利を積み上げられるかどうか、目の前のことしか考えていないです。

 新潟はプロにしてもらったチームですし、初めて自分についてくれたサポーターは新潟の方々なので、その人たちへの恩返しの意味でも、チームをJ1の舞台に戻して、トップリーグで戦っている姿を見せたい。そして、自分たちから主導権を握って、アクションを起こす今のスタイルのサッカーを誇りに思ってほしいし、これが新潟のサッカーだと胸を張って言えるサポーターにしてあげたいと思っています。

 とにかく、自分の良さを出して、「今日は貢献できたな」という試合をどれだけ多くできるか。その積み重ねの末に、J1昇格を掴めれば嬉しいですね。

※このシリーズ了

取材・構成●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
 
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