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【バイタルエリアの仕事人】vol.20 千葉和彦|新潟はプロにしてもらったチーム。サポーターにはJ1で戦っている姿を見せて恩返ししたい

カテゴリ:連載・コラム

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2022年09月30日

守備で重要なのは相手に不得意なほうの足で持たせること

試合前には相手選手の利き足まで分析。「不得意なほうの足で持たせて、少しでもゴールの可能性を下げる」守備のこだわりを語ってくれた。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

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 チームの“雰囲気作り”を大事にしているという千葉だが、プレー面ではどんなことを心掛けているのか。今季、J2で徳島の28失点に続く2番目に少ない失点数32(第38節終了時点)を誇る新潟のCBとしての守備の極意とは?

――◆――◆――

 相手にバイタルエリアに入られてしまうと、上手い選手だとシュートもありますし、スルーパスなど、ゴールに直結する選択肢が増えてしまうので、非常に厄介なエリアだと思っています。

 危険なスペースを使わせないためには、ディフェンスラインの選手だけだと対応しきれないので、中盤の選手と連係して、どうそのスペースを圧縮するか。また、最終ラインの位置を少しでも上げる意識があります。

 相手にボールを持たれる展開では、自分が前に出すぎてしまうと、逆にセンターバックの裏のスペースを使われてしまう可能性がある。そこにスルーパスや浮き球のパスが入ってしまうと、スムーズにゴールを奪われてしまうので、いかに周囲の味方を動かして、裏のスペースを空けさせずに、相手を外に外に追い出すかを考えています。
 
 1対1のシチュエーションでは、僕は身体能力に長けている選手ではないと思っているので、バチっと1人でボールを取りにいく守備はあまりしません。パスコースを限定したり、1対1の状況でも相手に時間をかけさせることによって、味方の戻りを待ってから、より安心な状況で奪いにいきます。

 ただ、ときにはスライディングでボールを奪いにいったり、身体を張った守備をしなければならないシーンもある。その時には、試合前に分析した相手の利き足の情報をもとに、追い込む方向を考えながら、距離を詰めて仕留めにいくようにしています。

 例えば、左利きの選手なら、右足ではなかなかスーパーなシュートを打つのは難しいと思うんです。緊迫した状況では、とくに。なので、対峙した選手にはできる限り、不得意なほうの足で持たせて、少しでもゴールの可能性を下げる作業を心掛けています。

 守備で参考にしているのは、同年代の選手でセルヒオ・ラモス(パリ・サンジェルマン)や、チアゴ・シウバ(チェルシー)です。周囲の味方の使い方、賢く守備をする部分は参考になるので、見て勉強するようにしていますね。
 
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