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【バイタルエリアの仕事人】vol.20 千葉和彦|大事なのはいかに味方に“時間とスペース”を提供するか。オランダでの経験が活きている

カテゴリ:連載・コラム

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2022年09月29日

オランダでの経験がなければ、今の自分はいない

2005年の新潟でのプロ入り前は、オランダのクラブとアマチュア契約を結びプレー。その経験が、今に活きているという。※写真はプロ2年目の2006年 (C)SOCCER DIGEST

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 新潟ではCBとして、守備だけではなく、攻撃面のタスクも多く求められると語った千葉。ビルドアップ時には、いかに前のスペースにボールを運び、相手を引き付けられるかが重要だと言う。

 そんな千葉は、Jリーグでのプロ入り前の2004年、高校卒業後に当時オランダ2部リーグに所属していたAGOVVアペルドールンとアマチュア契約を結び、1シーズンプレーした。攻撃にDFが効果的に関わる重要性を学んだのは、欧州での経験からだった。

――◆――◆――

 自分はディフェンダーですけど、攻撃にどう関わっていくかを常に考えています。僕たちのリズムじゃない試合も絶対にあるので、その時にいかに勝ち切るか、勝点1を勝点3に持っていくか。自分には多少なりとも経験があるので、そういった部分を、チームメイトにも伝えています。

 攻撃に対する意識を学んだのは、オランダでの経験が大きいです。当時、高校を卒業した時点ではJクラブからの誘いがなく、焦っていました。大学進学の選択肢もあったんですが、高校時代は厳しい環境でサッカーに打ち込んでいたこともあって、高校と大学のギャップ、大学の空気感に流されてしまうのではないかという不安がありました。
 
 そこで、最短でプロになれる道を模索した時に、海外という選択肢があったので、迷わず選びました。

 オランダでのポジションは、ボランチでした。ゴールに向かうイメージを常に持ちながらやっていたので、そこで中盤の選手の気持ちを学びましたし、あの経験がなければ、今の自分はいないかなと思っています。

 オランダのクラブは当時、ポジショナルなサッカーをしていて、4-3-3のシステムで、人が動くのではなくて、ボールを動かす感覚でやっていました。日本でずっと育ってきた自分にとっては、各選手が自分のポジションから必要以上に動かない、というスタイルが新鮮でした。

 ボランチをやっていたこともあって、19歳、20歳で得られた欧州での経験が、今の攻撃の考え方に活きています。オランダでキャリアを始められたのは、僕にとって本当にラッキーでしたね。

※後編に続く。次回は9月30日に公開予定です。

取材・構成●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
 
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