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【鹿島インタビュー】攻撃のキーマン・土居聖真が語るタイトル獲得への青写真。「守備を良くして完璧を追求したい」

カテゴリ:Jリーグ

五十嵐創(サッカーダイジェスト)

2015年09月25日

「89分間消えていても、1分や30秒で仕事ができるように集中を保っている」

金崎(右)をはじめとする前線の選手たちとの連係は良好だ。写真:サッカーダイジェスト

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――決勝点のゴールシーンは無心で足を振り抜いたように見えました。
 
「実はギリギリまでクロスを上げようか迷っていたんです。でも、直前にGKが見えて、『近いな。枠に行けば入るな』と思って振り抜きました。あの一瞬の判断で結果が違ってきたかなとは思います。クロスを上げても入っていたかもしれないけど、入らなかったかもしれないし」
 
――今は2トップの一角でプレーしていますが、トップ下の時と比べてプレー面での変化は?
 
「2トップ気味になって、自由度が増しましたね。自分的にはポジションはあってないようなものだと思っていて、伸び伸びやらせてもらっています。(金崎)夢生くんとの連係で前線まで運べる機会が多くなったから、ふたりで『俺らで行っちゃおうぜ』とも話しているんです」
 
――トップ下でプレーしていた時よりも、サイドに流れるシーンが増えた印象です。
 

「そこは周りの選手との状況を見てですね。石井監督からも『下りてボールを受けるより、裏へ走って相手の最終ラインを押し下げてくれ』と言われています。一度相手のラインを押し下げてからサイドで起点を作ったりとか、相手を広げる意味でもサイドで受けるのは有効かなと」
 
――選択肢が広がったことで、ボールを受ける回数も増えたのでは?
 
「確実に増えていると思います。以前は『トップ下だからここにいなくちゃいけない』という意識が強かったし、わざわざ相手からのマークが厳しいところに潜り込んで行っていた。今は速攻と遅攻を使い分けながら、自分がタメを作ったりもできている。攻撃パターンが増えているので、その意味でも自由にやらせてもらっていると思います」
 
――より力が発揮できる環境を与えられたと?
 
「そうですね。守備の負担が減ったのも大きいです。トップ下の時は相手のボランチのケアをしていましたが、今は2トップのどっちかが見ればいい。そういう役割の変化もあります。ただ、FWはボールに触る回数が少ないから、限られたチャンスをいかにゴールに結び付けられるかが大事。89分間消えていても、1分や30秒で仕事ができるように、集中を保とうと意識しています」
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