「89分間消えていても、1分や30秒で仕事ができるように集中を保っている」
――決勝点のゴールシーンは無心で足を振り抜いたように見えました。
「実はギリギリまでクロスを上げようか迷っていたんです。でも、直前にGKが見えて、『近いな。枠に行けば入るな』と思って振り抜きました。あの一瞬の判断で結果が違ってきたかなとは思います。クロスを上げても入っていたかもしれないけど、入らなかったかもしれないし」
――今は2トップの一角でプレーしていますが、トップ下の時と比べてプレー面での変化は?
「2トップ気味になって、自由度が増しましたね。自分的にはポジションはあってないようなものだと思っていて、伸び伸びやらせてもらっています。(金崎)夢生くんとの連係で前線まで運べる機会が多くなったから、ふたりで『俺らで行っちゃおうぜ』とも話しているんです」
――トップ下でプレーしていた時よりも、サイドに流れるシーンが増えた印象です。
「そこは周りの選手との状況を見てですね。石井監督からも『下りてボールを受けるより、裏へ走って相手の最終ラインを押し下げてくれ』と言われています。一度相手のラインを押し下げてからサイドで起点を作ったりとか、相手を広げる意味でもサイドで受けるのは有効かなと」
――選択肢が広がったことで、ボールを受ける回数も増えたのでは?
「確実に増えていると思います。以前は『トップ下だからここにいなくちゃいけない』という意識が強かったし、わざわざ相手からのマークが厳しいところに潜り込んで行っていた。今は速攻と遅攻を使い分けながら、自分がタメを作ったりもできている。攻撃パターンが増えているので、その意味でも自由にやらせてもらっていると思います」
――より力が発揮できる環境を与えられたと?
「そうですね。守備の負担が減ったのも大きいです。トップ下の時は相手のボランチのケアをしていましたが、今は2トップのどっちかが見ればいい。そういう役割の変化もあります。ただ、FWはボールに触る回数が少ないから、限られたチャンスをいかにゴールに結び付けられるかが大事。89分間消えていても、1分や30秒で仕事ができるように、集中を保とうと意識しています」
「実はギリギリまでクロスを上げようか迷っていたんです。でも、直前にGKが見えて、『近いな。枠に行けば入るな』と思って振り抜きました。あの一瞬の判断で結果が違ってきたかなとは思います。クロスを上げても入っていたかもしれないけど、入らなかったかもしれないし」
――今は2トップの一角でプレーしていますが、トップ下の時と比べてプレー面での変化は?
「2トップ気味になって、自由度が増しましたね。自分的にはポジションはあってないようなものだと思っていて、伸び伸びやらせてもらっています。(金崎)夢生くんとの連係で前線まで運べる機会が多くなったから、ふたりで『俺らで行っちゃおうぜ』とも話しているんです」
――トップ下でプレーしていた時よりも、サイドに流れるシーンが増えた印象です。
「そこは周りの選手との状況を見てですね。石井監督からも『下りてボールを受けるより、裏へ走って相手の最終ラインを押し下げてくれ』と言われています。一度相手のラインを押し下げてからサイドで起点を作ったりとか、相手を広げる意味でもサイドで受けるのは有効かなと」
――選択肢が広がったことで、ボールを受ける回数も増えたのでは?
「確実に増えていると思います。以前は『トップ下だからここにいなくちゃいけない』という意識が強かったし、わざわざ相手からのマークが厳しいところに潜り込んで行っていた。今は速攻と遅攻を使い分けながら、自分がタメを作ったりもできている。攻撃パターンが増えているので、その意味でも自由にやらせてもらっていると思います」
――より力が発揮できる環境を与えられたと?
「そうですね。守備の負担が減ったのも大きいです。トップ下の時は相手のボランチのケアをしていましたが、今は2トップのどっちかが見ればいい。そういう役割の変化もあります。ただ、FWはボールに触る回数が少ないから、限られたチャンスをいかにゴールに結び付けられるかが大事。89分間消えていても、1分や30秒で仕事ができるように、集中を保とうと意識しています」