【チーム採点・寸評】
神戸　4.5
１－１と追いつかれてからの試合運びは最悪に近かった。組織が崩れ、サンドバック状態になった最終ラインに立ち直る術はなかった印象だ。

【神戸｜採点・寸評】
GK
１　前川黛也　５
４失点ともノーチャンスに近かった。ただ、最後尾からの声掛けで守備ブロックを立て直せなかった点は反省材料だろう。

DF
14　槙野智章　５
前半に限ればカバーリングやクロスへの対応は十分だった。しかし後半は中盤のサポートも少なく、簡単にシュートを打たれるシーンが散見した。

17 菊池流帆　4.5
複数の失点に絡み、試合終盤には危険な位置で山下にボールを奪われてしまうミスも。時間の経過とともに崩れていった。

23　山川哲史　５
７分のクロスは精度に難。守備の強度もそこまでではなく、CBとの連係も崩れ、後半は青赤の波に呑み込まれた。

24　酒井高徳　５（80分OUT）
永井に背後を突かれるシーンがあり、最終ラインに安定感をもたらすことができなかった。タイミングのいい攻撃参加はあったが……。
 

MF
５　山口　蛍　5.5
抜け目なく先制点を奪った嗅覚はさすがのひと言。ただ、後半はゲームをコントロールできず、劣勢を強いられた。

８　アンドレス・イニエスタ　５（58分OUT）
前半はクオリティの高いプレーをいくつか見せたが、後半に入ってガクッと落ちた。59分の交代でも致し方ないプレー内容だった。

９　ボージャン・クルキッチ　５（63分OUT）
縦への突破やパスワークで存在感を示したのは前半だけ。後半は交代するまで、良い形でボールに絡むケースが少なかった。

16　汰木康也　5.5
先制点の前のボールを引き出す動きは秀逸。それでも試合を通してみればミスも少なくなく、物足りなさが若干ながらも先行した。

25　大﨑玲央　５（58分OUT）
１失点目の前に永井に裏を取られたのは仕方ない。しかし、プレスが甘くセカンドボールを拾えない場面があったのはいただけないだろう。