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「途中交代に疑問はない」と長友は言うが…。森保Jの左サイドバック問題、果たして序列は変わるのか?

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2022年01月25日

サイドバックで20代選手が主軸を務めるのはカタール後になるのか

 では、中山がスタメンを奪う日はいつなのか。今のところは、長友にアクシデントがない限り、最終予選はもちろんのこと、カタールW杯本番までは大ベテランの先発は揺るがないだろう。つまり、中山が主力に躍り出るのはそれ以降ということになる。酒井宏樹が担っている右SBにしても、山根視来(川崎)ら20代選手が主軸を担うのは、カタール以降というのが有力ではないか。
 
 とはいえ、中山も2月には25歳になるし、山根も28歳。円熟期を迎えており、2026年のW杯出場が約束されているわけではない。「今すぐ主力の座に躍り出たい」と野心をみなぎらせているはずだ。そのためにも、主力2人を超える存在価値を示さなければいけない。

 中山の場合は、長友のようなリーダーシップやアグレッシブさ、声を出して周囲を盛り上げるアクションがこれまで以上に必要になる。森保監督が「佑都はつねにポジティブな雰囲気を作ってくれている」と長友を絶賛するのであれば、中山は偉大な先輩を超えることを考えるべき。その意識が変化すれば、左SBの世代交代が加速する確率は高まるはずだ。

 今回の2連戦で長友と中山がピッチ内外でどのような一挙手一投足を見せるのか。2人の動向にまずはしっかりと注目していきたいものだ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)
 
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