ベテラントリオが主力に君臨し続けるのか、それとも…
ただ、彼らが30代半ばに差し掛かり、伸びしろ的には少なくなってきているのも事実。日本がカタールW杯で悲願のベスト8入りを現実的な目標として狙うのなら、彼らを凌ぐ若手が出てこなければいけないのも確かだ。長友、大迫、酒井宏樹の3人にも可能な限り飛躍してもらい、その彼らを追い上げる中山や古橋、上田、山根らがグイグイ伸びてくれば、日本代表全体の総合力や選手層も向上する。指揮官も「序列はあるが、絶対ではない」と話していただけに、3人に頼らないチームというものをラスト1年で明確な形にしていく必要がある。
次の中国・サウジ2連戦がそういった先々を占う試金石になるのは間違いない。ベテラントリオが主力に君臨し続けるのか、それとも他選手がその地位を奪い取るのか……。近未来を見据える意味でも、1月シリーズは見逃せない。
もちろん、その動向以前に日本はホーム2連勝で勝点6を確保することが必要不可欠だ。万が一、取りこぼすようなことがあれば、グループ2位に浮上して2021年を折り返した意味がなくなる。追走中のオーストラリアや中国に隙を与えない盤石な戦いを見せることにまずは集中してほしい。
昨年9月のオマーン戦(埼玉)、10月のサウジアラビア戦(ジェッダ)の二の舞を繰り返すことだけは絶対に許されない。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【PHOTO】初日から球際で激しいバトル!日本代表の国内組合宿がスタート!
もちろん、その動向以前に日本はホーム2連勝で勝点6を確保することが必要不可欠だ。万が一、取りこぼすようなことがあれば、グループ2位に浮上して2021年を折り返した意味がなくなる。追走中のオーストラリアや中国に隙を与えない盤石な戦いを見せることにまずは集中してほしい。
昨年9月のオマーン戦(埼玉)、10月のサウジアラビア戦(ジェッダ)の二の舞を繰り返すことだけは絶対に許されない。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【PHOTO】初日から球際で激しいバトル!日本代表の国内組合宿がスタート!