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【日本代表】長友、大迫、酒井らベテラン勢を簡単には外せない。彼らがいまだ不動の地位にある理由

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2022年01月20日

絶大な存在感に精度の高さ、ダイナミックさ。ベテラン勢が持つスペシャルな武器

 今回の合宿での長友の存在感はやはり絶大だ。初日からトレーニングパートナーとして参加した17歳のチェイス・アンリ(尚志高)に対して「アンリ、アンリ」と大声をかけて鼓舞し、場を和ませるなど、明るく前向きな雰囲気を率先して作り出している。これだけの声掛けができる選手は、今の日本代表を見回しても彼だけである。
 
「佑都には世界トップ・トップの経験値があるし、代表としても世界基準を見せられる選手。彼のプレーで見てほしいのは、ボールを奪いに行く守備ができていること。引いて守るのでは高いレベルの舞台では勝って行けない。いろんな批判を受けているようだが、パフォーマンスで批判を受けるようなデータは全く出ていない。実力、キャラクターを含め、ポジティブな空気を出してくれる」と森保監督も”長友批判”を一蹴。今後もまだまだ使い続ける腹積もりのようだ。

 大迫に関しても、シュート練習などで見せるフィニッシュの精度の高さ、ゲーム形式で敵を背負ってタメを作る動きは、周囲とは一線を画す秀逸さがある。浦和レッズで1トップを務めることのある江坂任も「サコ君や綺世(上田=鹿島)のようなプレーはできない」とコメントするほど、頭ひとつ抜けている。2018年ロシアW杯まで大迫と代表FW陣を担ってきた岡崎慎司(カルタヘナ)でさえも「森保さんはFWってポジションじゃなくて、大迫という人間をその位置に据えてきたんだと思う」と発言した通り、指揮官の絶対的信頼は揺らぐことはなさそうだ。

 となれば、カタールW杯までは当然、軸に据え続けるはず。酒井宏樹にしても、山根が「ただ足が速いだけじゃなくて、ダイナミックさという部分は日本人ではなかなか見たことはない。それだけのパワフルさがあるので『これはすごいな』と。大変だなと思いました」とリスペクトを口にするほど、現時点ではJリーグ基準を超えるところにいる。やはり、今のところ3人の地位は不動と言っていいだろう。

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