オランダの記者も「上手に英語を話すね?」
菅原の試合後インタビューは、地元紙の記者を交えて英語で進んだ。チーム好調の要因として菅原が挙げたのは、選手同士の会話が増えたということ。練習中も、試合中も、選手たちがお互いにコミュニケーションを取り合い、修正を重ねているのだという。
「幻のゴール」について、オランダ人記者が触れると、菅原はこう答えた。
「右ウイングでプレーしているのでゴールやアシストが必要です。イェスパー(カールソン)は左ウイングとしてたくさんゴールやアシストを記録しています。だけど右ウイングは……。僕なんですけれど、ゴールもアシストもない。僕には結果が必要です」
――だけど、君は異なる方法でチームに貢献している。パスカル(ヤンセン監督)は「ユキ(菅原)は守備のこともわかってウイングでプレーしている」と褒めていた。
「僕は右ウイングであり、右ウイングバックであり、右サイドバックです。3つのポジションを考えながらプレーしています。ポゼッション時、ロストしたとき、僕は何をすべきか、ずっと考えています。試合が終わると身体だけでなく脳も疲れ切ってます」
――上手に英語を話すけど、オランダ語は?
「少しだけ。1週間に1、2回、レッスンを受けていますが、難しい。オランダ語を話すのは大事なこと。練習中に監督が何を言っているかだいたい理解できます」
こんな英語のインタビューが20分近く続いた後、「以前から思っていたけれど、英語がうまくなりましたね」と訊いた。
「余裕ですよ。気づいたらこうなっていました。勉強、めっちゃしましたからね。週3回レッスンを受けていました。今は英語を週2回、オランダ語を週1回ぐらいやっています」
「幻のゴール」について、オランダ人記者が触れると、菅原はこう答えた。
「右ウイングでプレーしているのでゴールやアシストが必要です。イェスパー(カールソン)は左ウイングとしてたくさんゴールやアシストを記録しています。だけど右ウイングは……。僕なんですけれど、ゴールもアシストもない。僕には結果が必要です」
――だけど、君は異なる方法でチームに貢献している。パスカル(ヤンセン監督)は「ユキ(菅原)は守備のこともわかってウイングでプレーしている」と褒めていた。
「僕は右ウイングであり、右ウイングバックであり、右サイドバックです。3つのポジションを考えながらプレーしています。ポゼッション時、ロストしたとき、僕は何をすべきか、ずっと考えています。試合が終わると身体だけでなく脳も疲れ切ってます」
――上手に英語を話すけど、オランダ語は?
「少しだけ。1週間に1、2回、レッスンを受けていますが、難しい。オランダ語を話すのは大事なこと。練習中に監督が何を言っているかだいたい理解できます」
こんな英語のインタビューが20分近く続いた後、「以前から思っていたけれど、英語がうまくなりましたね」と訊いた。
「余裕ですよ。気づいたらこうなっていました。勉強、めっちゃしましたからね。週3回レッスンを受けていました。今は英語を週2回、オランダ語を週1回ぐらいやっています」
試合は過密日程、AZの練習は激しくきつく、子育てがあり、分析をして、試合後のインタビューも丁寧で、しかも語学の勉強も怠りなく、コンディションを維持しながらプレーも好調だ。
「忙しいと言えば忙しいですが、俺は忙しいと思わない。これが僕の人生です。忙しいとか大変だなあとか考えたことがありません。楽しみながらやっています。だって人生は楽しまないとすぐに終わってしまいますからね。自分の手で僕はサッカー選手という職業をつかんだ。自分が好きなことを職業にしているわけですからね。それで面倒くさいとか嫌だなとか、疲れているとか言ってられません。楽しみながらやるだけです」
最後に2022年の抱負を尋ねると、菅原はこう言った。
「向上心が尽きることはない。どこまでも行きたい」
取材・文●中田徹
「忙しいと言えば忙しいですが、俺は忙しいと思わない。これが僕の人生です。忙しいとか大変だなあとか考えたことがありません。楽しみながらやっています。だって人生は楽しまないとすぐに終わってしまいますからね。自分の手で僕はサッカー選手という職業をつかんだ。自分が好きなことを職業にしているわけですからね。それで面倒くさいとか嫌だなとか、疲れているとか言ってられません。楽しみながらやるだけです」
最後に2022年の抱負を尋ねると、菅原はこう言った。
「向上心が尽きることはない。どこまでも行きたい」
取材・文●中田徹