「まだまだ差はあるけど…」日本代表への思いは?
いわゆる“3強”のうち、PSV戦、フェイエノールト戦では大活躍したことのある菅原だが、アヤックス戦の勝利試合はわずか1分の出場に留まった2020年3月のときだけ。本当の意味で「アヤックスを破った」と胸を張って言えるのは、今回が初めてのことになる。
「最初から最後までしびれた。インテンシティが高いハイクオリティの試合の中で、こういうプレーができました。これは大きな財産になりますね。後半、1点入れてから1点決められるまで(50分~73分)、本当にしんどかった。何度も『やばい、アヤックス強い。アヤックス、やばい』って思いながらやってました。
だけど失点してから、僕自身、(レギュラーを奪われたりして)悔しい思いをしていたのをここで晴らさないといけなかった。『疲れたなんて言ってられない』。そう思ってもう一段ギアが上がりました。すごくいい戦いができました」
「最初から最後までしびれた。インテンシティが高いハイクオリティの試合の中で、こういうプレーができました。これは大きな財産になりますね。後半、1点入れてから1点決められるまで(50分~73分)、本当にしんどかった。何度も『やばい、アヤックス強い。アヤックス、やばい』って思いながらやってました。
だけど失点してから、僕自身、(レギュラーを奪われたりして)悔しい思いをしていたのをここで晴らさないといけなかった。『疲れたなんて言ってられない』。そう思ってもう一段ギアが上がりました。すごくいい戦いができました」
終盤のAZはアヤックスの圧に押され、戦術を超越した個と個のぶつかり合いになった。菅原は右サイドで何度もドゥシャン・タディッチ&プリントに一対二の数的不利を作られながら、頑張って凌ぎ切った。
今シーズン、AZで全試合出場、そしてアヤックス撃破の立役者のひとりに――。久々の日本代表の機会が訪れてもよさそうなものだ。
「代表は特別なものです。18歳で海外に来て、難しい時期もあったり、今日のような経験もしたりして『自分はできるんだ』という自信もありますが、危機感のほうが大きいです。やっぱり先輩方のプレーを見ていると、まだまだ差はあると思います。
代表に入ることを常日頃から考えてながらクオリティやインテンシティをあげていこうとやっています。日本代表の他の右SBと自分を比べるより、自分自身が代表に行くだけの力をつけることが大事だと思います」
取材・文●中田徹
今シーズン、AZで全試合出場、そしてアヤックス撃破の立役者のひとりに――。久々の日本代表の機会が訪れてもよさそうなものだ。
「代表は特別なものです。18歳で海外に来て、難しい時期もあったり、今日のような経験もしたりして『自分はできるんだ』という自信もありますが、危機感のほうが大きいです。やっぱり先輩方のプレーを見ていると、まだまだ差はあると思います。
代表に入ることを常日頃から考えてながらクオリティやインテンシティをあげていこうとやっています。日本代表の他の右SBと自分を比べるより、自分自身が代表に行くだけの力をつけることが大事だと思います」
取材・文●中田徹