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「前日に言われて驚いた」突然のウイング起用に応え、菅原由勢がAZのパスワークを蘇らせる!「自分が入ったからこそ…」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2021年12月06日

「僕がウイングで出た試合はほぼ負けてない」

 その実践は、10分間の出場に留まったフィテッセ戦(0-0)と、29分間プレーしたフォルトゥナ戦(2‐1の勝利)で垣間見られた。シンプルにクロスを上げる、シンプルにスルーパスを出して走ることを繰り返して、短い出場時間の中でも、相手の脅威になっていた。

「そうですね。(フィテッセ戦とフォルトゥナ戦は)シンプルにいいタイミングで前に上がって、シンプルに上げていただけなので。考えがともかくシンプルになりました。今日はウイングでしたが、そこまで難しいこともしなかった。ときには難しいことをしないといけないときもありますが、そこのプレーの使い分けをしっかりしようと意識しました」
 
 前任のアルネ・スロット監督(現フェイエノールト)時代も、菅原はウインガーを務めたことがある。当時は、PSVやフェイエノールトといった強豪相手に、左SBの攻め上がりを止めてショートカウンターを繰り出す戦術的役割を帯びていた。

「僕がウイングで出た試合はほぼ負けてないですからね。強豪相手に出されて、強豪相手に勝っている。だから『やれ』と言われたらやるだけです。『やだ』と言ってる暇はないですからね。それが自分の成長につながると思います。今日もびっくりしましたが、やるしかないと自分を奮い立たせてやりました」

 AZの次のリーグ戦の相手はアヤックス。パスカル・ヤンセン監督が菅原をどう起用するか、要注目だ。

取材・文●中田徹
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