苛立ちやジレンマはあるが「少しずつ光が見えてきた」(反町監督)
浦和戦は、終盤の猛攻も実らず、手痛い黒星を喫した。これで第1ステージから続く連敗は「6」となり、反町監督は「選手は成長していると思います。成長していないのは私だけでお恥ずかしい限りです」と苦笑いを浮かべた。
そんな指揮官は、安藤と工藤のパフォーマンスについて「よくやってくれたと思います。ゲームから少し離れていますし、体力的にも問題があるかと思っていましたが、最後までできました。これからチームの力になってくれるのではないか」と高く評価した。
チームの戦いぶりに言及すれば、格上の浦和に対し、「特殊な守り方」(安藤)で挑んだ戦略は、あながち的外れではなかった。序盤に先制を許したのは痛かったが、その後はほぼ狙いどおりにゲームを進め、マンマークの戦術に浦和は手こずっていた。攻めあぐねていたのは明らかだった。
絶対的なエースであるオビナを先発から外したことも含め、勝点を得られなかったのは、「私の戦術的な問題」(反町監督)があったからかもしれない。
それでも、シュート数でも決定機の数でも浦和を上回った。終盤の猛攻では何度も浦和を慌てさせた。
そうした反発力と逞しさが、結果につながらないもどかしさ、苛立ち、ジレンマはあるだろうが、「やるべきことはしっかりやったし、少しずつ光が見えてきた部分もある」(反町監督)。
その光度をより一層強めるには、安藤や工藤、さらにはエリックという新たな力が、どれだけの輝きを放てるかにかかっている。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
そんな指揮官は、安藤と工藤のパフォーマンスについて「よくやってくれたと思います。ゲームから少し離れていますし、体力的にも問題があるかと思っていましたが、最後までできました。これからチームの力になってくれるのではないか」と高く評価した。
チームの戦いぶりに言及すれば、格上の浦和に対し、「特殊な守り方」(安藤)で挑んだ戦略は、あながち的外れではなかった。序盤に先制を許したのは痛かったが、その後はほぼ狙いどおりにゲームを進め、マンマークの戦術に浦和は手こずっていた。攻めあぐねていたのは明らかだった。
絶対的なエースであるオビナを先発から外したことも含め、勝点を得られなかったのは、「私の戦術的な問題」(反町監督)があったからかもしれない。
それでも、シュート数でも決定機の数でも浦和を上回った。終盤の猛攻では何度も浦和を慌てさせた。
そうした反発力と逞しさが、結果につながらないもどかしさ、苛立ち、ジレンマはあるだろうが、「やるべきことはしっかりやったし、少しずつ光が見えてきた部分もある」(反町監督)。
その光度をより一層強めるには、安藤や工藤、さらにはエリックという新たな力が、どれだけの輝きを放てるかにかかっている。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)