12月のインカレでは、流経大で指揮を執ることに
そして、わずか1年間の在籍で大学サッカーの名門に大きな影響をもたらした曺氏について、中野監督が試合後に驚きの事実を明かした。
「Jが終わった後の12月はこっちにきて、指揮を執ってくれると。去年、法政に負けた悔しさがあるらしくて。京都側とも合意をしています」
12月に始まるインカレにもベンチに入るという。Jクラブの現役指揮官が大学サッカーの公式戦で指揮を執るという前例は、過去にもなかったのではないだろうか。
「ここ(流経大)に初めて来た時、ピッチに立っていいのかと自問自答しながら、1か月2か月と過ごして僕も成長させてもらった。このグラウンドと皆さんに感謝しているし、寂しいだけでは物足りない感情です」
昨年のatarimaeni cup準決勝で法政大に負けた後、曺氏はこう口にしていた。
昨年成し得なかった “全国制覇” という忘れ物は想像以上に大きなものなのだろうし、再出発を果たした流経大は彼にとっても思い出深い場所であることは間違いない。
“恩返し”に戻ってくる曺氏の元で流経大が全国制覇も果たせるのか。インカレが待ち遠しくてたまらない。
取材・文●竹中玲央奈(フリーライター)
12月に始まるインカレにもベンチに入るという。Jクラブの現役指揮官が大学サッカーの公式戦で指揮を執るという前例は、過去にもなかったのではないだろうか。
「ここ(流経大)に初めて来た時、ピッチに立っていいのかと自問自答しながら、1か月2か月と過ごして僕も成長させてもらった。このグラウンドと皆さんに感謝しているし、寂しいだけでは物足りない感情です」
昨年のatarimaeni cup準決勝で法政大に負けた後、曺氏はこう口にしていた。
昨年成し得なかった “全国制覇” という忘れ物は想像以上に大きなものなのだろうし、再出発を果たした流経大は彼にとっても思い出深い場所であることは間違いない。
“恩返し”に戻ってくる曺氏の元で流経大が全国制覇も果たせるのか。インカレが待ち遠しくてたまらない。
取材・文●竹中玲央奈(フリーライター)