MF
31　安部柊斗　5.5
中盤の中ではやや前目の印象が強いが、この日はあまり攻撃的な場面を見せられず。しかしボールを保持していた時間帯の18分のように中盤で攻撃の軸となっている面はある。こういう時間のプレーを勝利につなげていきたい。

FW
15　アダイウトン　5
左サイドを駆け抜け、個の力で相手のマークを剥がしていきたいところだったが、ゴール前で相手の守備陣に引っかかり、組織として巧みに守られてしまう場面が目についた。

FW
11　永井謙佑　5（83分OUT）
献身的にプレーする姿勢は相変わらずで、プレスバックにも労をいとわない。3分、髙萩に出したラストパスは得点の匂いを感じさせたがゴールには結びつかず。

FW
９　ディエゴ・オリヴェイラ　5.5（35分OUT）
序盤に傷んだあとピッチに戻ったが、蹴り合い、鍔迫り合いが続くなかで、プレー続行不可能に。35分、持ち味を出しきらないまま無念の交代となった。
 

途中出場
MF 
23　渡邊凌磨　６（35分IN）
負傷のD・オリヴェイラが担当していた右サイドハーフにそのまま入り、試合終了まで出場。75分、ダイレクトボレーで1点差に迫る豪快なゴールを決めた。アシストの中村拓とのコンビは良好。

MF
７　三田啓貴　６（66分IN）
最終ラインの辺りまで下がってボールの受けどころとなり、あるいはセットプレーでキッカーとなり終盤はチームの矢印を前に向けるためのスイッチとなった。

MF
10　東　慶悟　5（66分IN）
攻撃面では特筆する場面が少なく、主に守備に奔走。しかし負傷離脱の影響か三田と呼吸が合わないシーンもあり、連係面に課題を残した。キャプテンマークを巻いている以上はもう少し声掛けなどでリーダーシップを発揮したい。

FW 
38　紺野和也　─（83分IN）
時間短く評価が難しい。ブラジル人がアダイウトンのみという試合の最終盤、ドリブルでの打開力が期待出来る試合の最終盤、独力で打開出来る個の力として出場したが、その違いを見せられる瞬間がなかった。

監督
長谷川健太　5
今年取り組んできたサッカーを維持・発展させ、ホームのファン・サポーターに熱い戦いを見せようとする姿勢を崩さず味スタに臨んだ。しかし本質で鹿島を上回れず、前半アディショナルタイムに失点するなどよくない面が目立った。結果を残した渡邊凌と中村拓の育ち具合が救い。