3月の1次予選を含め、公式戦5試合連続の完封を達成。
一方の守備では、コスタリカがそこまで脅威を感じさせない相手だったことを差し引いても、岩波を中心としたDF陣は最後まで破綻をきたさず、手堅い守りを見せた。
9分にはカウンターからGKとの1対1のピンチを迎えるも、守護神・櫛引政敏のファインセーブで事なきを得る。
「ああいう場面で止められたのはデカいと思いますし、あそこで点を取られていたら、(試合の)流れもどうなっていたか分からない状況だった。攻められる機会は少なかったけど、そのなかでも1本、しっかり止められたので良かった」(櫛引)
櫛引が語るとおり、「攻められる機会が少なかった」のは、CBの岩波や植田がフィジカルの勝負でも逞しく対応し、撥ね返していたのはもちろん、チーム全体が高い守備意識を保てていたからだ。「全員守備・全員攻撃」を掲げる手倉森ジャパンらしい戦いぶりだった。
素早く相手のボールホルダーに寄せては、早い段階で相手の攻撃の芽を摘む。セカンドボールの回収率も高く、先を読んだポジショニングでインターセプトを成功させる。なかでも、キャプテンマークを巻く遠藤のパフォーマンスは出色で、球際の勝負でも強さを発揮するなど、中盤のフィルター役として大きな働きを見せていた。
そして、スコアは2-0のまま、試合終了を迎える。3月の1次予選を含め、これで公式戦5試合連続の完封を達成した。
約3か月ぶりの実戦で、1次予選からは多くのメンバーを入れ替え、試合では後半、8人の交代があった。たしかにテスト色の強いゲームではあったが、チームとしての完成度は決して低くなかった。
「間は空いてはいますけど、代表となったら、一人ひとりがどういうサッカーをしてきたとか、なにをするべきなのかは、整理できていると思う。(U-22代表としての活動の)回数が少ない分、なかなか難しいところはありますけど、みんな戦術の理解だったり、個人個人の特長は把握できているはず。半分、メンバーは変わりましたけど、後半も内容を落とさず、しっかりプレーできた。チームの底上げになったと思います」(遠藤)
9分にはカウンターからGKとの1対1のピンチを迎えるも、守護神・櫛引政敏のファインセーブで事なきを得る。
「ああいう場面で止められたのはデカいと思いますし、あそこで点を取られていたら、(試合の)流れもどうなっていたか分からない状況だった。攻められる機会は少なかったけど、そのなかでも1本、しっかり止められたので良かった」(櫛引)
櫛引が語るとおり、「攻められる機会が少なかった」のは、CBの岩波や植田がフィジカルの勝負でも逞しく対応し、撥ね返していたのはもちろん、チーム全体が高い守備意識を保てていたからだ。「全員守備・全員攻撃」を掲げる手倉森ジャパンらしい戦いぶりだった。
素早く相手のボールホルダーに寄せては、早い段階で相手の攻撃の芽を摘む。セカンドボールの回収率も高く、先を読んだポジショニングでインターセプトを成功させる。なかでも、キャプテンマークを巻く遠藤のパフォーマンスは出色で、球際の勝負でも強さを発揮するなど、中盤のフィルター役として大きな働きを見せていた。
そして、スコアは2-0のまま、試合終了を迎える。3月の1次予選を含め、これで公式戦5試合連続の完封を達成した。
約3か月ぶりの実戦で、1次予選からは多くのメンバーを入れ替え、試合では後半、8人の交代があった。たしかにテスト色の強いゲームではあったが、チームとしての完成度は決して低くなかった。
「間は空いてはいますけど、代表となったら、一人ひとりがどういうサッカーをしてきたとか、なにをするべきなのかは、整理できていると思う。(U-22代表としての活動の)回数が少ない分、なかなか難しいところはありますけど、みんな戦術の理解だったり、個人個人の特長は把握できているはず。半分、メンバーは変わりましたけど、後半も内容を落とさず、しっかりプレーできた。チームの底上げになったと思います」(遠藤)