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【三浦泰年の情熱地泰】胸を打ったパラリンピック選手の姿。そのメンタルの強さを想像して前へ進みたい

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年09月15日

スポーツの力は本当に大きなモノだと思う。それを感じたオリンピック・パラリンピック

2020東京大会の閉会式。多くの感動のシーンを残して大会は幕を閉じた。(C) Getty Images

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 今年は本来であれば、僕の住む鈴鹿市では三重県国体が行なわれるはずであった。しかしコロナの影響で緊急事態宣言が発令され延期。延期と言っても、6年後に延期されるということは実質、生徒や選手のことを考えれば中止ということであろう。

 この時期に合わせて強化してきた学生(年代)たちのチャンスは国体という形では発揮できないということになる。
 
 そして鈴鹿と言えばサーキット。今年行なわれるはずであったレースも中止になったと言う。聞いた話では鈴鹿市によるサーキットの経済効果は通る車1台に付き4万円。それほどのお金を鈴鹿に落としてくれるらしい。

 もちろんコロナ禍の影響を受けている人たちはたくさんいると思うが、そんな時だからこそ「やらない」という美学から、なんとか「トライ」してみようという美学へと変わっていきたいのだが、まだまだ我慢は続きそうである。

 僕の所属する鈴鹿ポイントゲッターズも三重県で緊急事態宣言が出て試合は非公開、無観客。練習場、試合会場も用意するのが難しいという中で、リーグは進行している。

 オリンピック、パラリンピックで分かるようにスポーツの力は本当に大きなモノだと思う。

 各リーグ、各クラブ、各チーム。こういう時期でありながら対策、予防、工夫をして練習、試合を行なっている。コロナ感染は悪いのはウイルスであり、感染した人ではない。

 チームが目標を達成するために一人ひとりがサッカー人としての自覚を持ち、出来ることをやっていく。前へ進む事を考えて……。

 パラリンピックで目標を達成した選手たちのメンタルを想像しよう。僕たちも、もっとやれるはずだ、出来るはずだ。努力が足りない。

 そう思いながら鈴鹿の1日が終わる……。また明日、一所懸命に走ろう!!

2021年9月15日
三浦泰年
 
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