ワンテンポになりがちな攻撃にアクセントをつけていたのは…
ただ、そうした試合の中でも好材料はあった。ワンテンポになりがちな攻撃にアクセントをつけていた久保くんだよ。中国戦では一番目立つ存在だったし、彼を経由した攻撃は変化が生まれて相手も対応しにくそうだった。自ら仕掛けたり、ワンツーで抜け出そうとしたり、シュートを打つ意識も高かった。多くの場面で展開の起点となっていて、まさに司令塔のような存在だったと思うよ。
ただし、点を決められなかったのもまた事実。この日の相手で、トップ下を務めていたら1点、2点は取ってほしい。A代表でまだゴールを奪えていない焦りもあるのかもしれないけど、早く五輪で3戦連発ゴールを奪った時のような得点感覚を最終予選でも発揮してほしいね。
10月はサウジアラビアとオーストラリアというグループBの強敵たちとの対戦になる。一気にトップに立つには2連勝しかないけど、中国戦のような戦いぶりではまだまだ。攻撃面では、さらなる奮起が必要だよ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
10月はサウジアラビアとオーストラリアというグループBの強敵たちとの対戦になる。一気にトップに立つには2連勝しかないけど、中国戦のような戦いぶりではまだまだ。攻撃面では、さらなる奮起が必要だよ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部