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【岩本輝雄】“ハブゾーン”を消されるなどオマーンの術中にハマった日本。サイドでもボールを“運ばされた”

カテゴリ:連載・コラム

岩本輝雄

2021年09月03日

森保ジャパンがこのまま終わるわけがない

後半の頭から出場した古橋。思い切りの良さを少し欠いていたように思うけど、もっとエゴイストにゴールを目指してほしい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 守備時には中に絞ってスタンバイして、奪ったらそこから飛び出していく。中盤の両サイドは体力的にキツいんだけど、オマーンのアルアグバリとアブドゥラの両サイドはかなりの運動量で攻守に走っていたから、その点でも日本は苦しめられたと思う。

 いずれにしても、手痛い敗戦だったのは間違いないけど、予選はまだ9試合あるし、挽回のチャンスは十分にある。欲を言えば、メンバー的に18年のロシア大会からあまり代わり映えしないから、もう少し、五輪世代を入れてもいいんじゃないかと思う。

 期待したいのは久保。攻撃で手詰まり感のあったオマーン戦では途中出場からそれなりに見せ場を作っていただけに、もっと早く投入してもよかったのかなと思った。堂安との連係も可能性を感じさせた。彼らのセット起用はひとつのオプションになるはず。
 
 あとは古橋も楽しみなアタッカー。左サイドでの起用に賛否両論があるようだけど、それよりも引っかかったのが、プレーに思い切りの良さを欠いていたこと。バイタルエリアに入ったら、ある意味、もっとエゴイストになってもいい。周りなんて気にせず、自分ひとりでゴリゴリ行ってほしいし、それができる選手だと思っている。

 ポテンシャルを秘めた新たな戦力を積極的に組み込んでチームの新陳代謝を図りながら、厳しい最終予選を勝ち抜いてほしい。森保ジャパンがこのまま終わるわけがない。とにかく、次の中国戦が大事。世間の批判的な声をかき消すような勝利を期待したい。

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