「フィジカル面やスピードは圧倒的に周りが上だった」
本格的にJクラブから注目されるようになったのも高校3年に進級する前。フィジカルが完成する時期を考えれば、成長がさらに今後加速する可能性を持っている。
ラガーマンだった父親は172センチで、3人の兄も全員170センチ半ば。永長もまだまだ身長を伸ばしたとしても不思議ではない。フィジカルの強化もようやく始めた段階で、本人も身体作りに余念がなく、授業の合間と就寝前にプラスアルファで食事を摂り、1日5食でサイズアップに励んでいる。
「フィジカル面やスピードは周りが圧倒的に上だった。それでもフリーでボールを持てたら代表でも通用するし、細かいテクニックは負けていない」(永長)
ラガーマンだった父親は172センチで、3人の兄も全員170センチ半ば。永長もまだまだ身長を伸ばしたとしても不思議ではない。フィジカルの強化もようやく始めた段階で、本人も身体作りに余念がなく、授業の合間と就寝前にプラスアルファで食事を摂り、1日5食でサイズアップに励んでいる。
「フィジカル面やスピードは周りが圧倒的に上だった。それでもフリーでボールを持てたら代表でも通用するし、細かいテクニックは負けていない」(永長)
そうした積み重ねが身を結び、結果を出せるようになってきた。ただ、課題が無かったわけではない。いわきFC戦の2日後に行なわれた仙台大戦(45分×3本/1△1)は、ボールに触る回数が少なく、消える時間も少なくなかった。ドリブルで相手を外してもフィニッシュまで持ち込めなかった点も含め、強度の高い相手に対して自分のプレーが常に発揮できるようになれば、さらに上のステージも目指せる。
初代表で爪痕を残したのは間違いない。「高体連では味わえないプレスの速さや、ユース勢のパスの速さを肌で実感した」とは永長の言葉。今回の活動で得た経験を持ち帰り、もっと強くなって代表のピッチに帰ってくる。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【PHOTO】2021年の高校サッカー界を彩る主な注目株を写真でチェック!~関西編
初代表で爪痕を残したのは間違いない。「高体連では味わえないプレスの速さや、ユース勢のパスの速さを肌で実感した」とは永長の言葉。今回の活動で得た経験を持ち帰り、もっと強くなって代表のピッチに帰ってくる。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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