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【アジア最終予選ポイント展望】最大の山場は来年3月の豪州戦。南野は“真のエース”になれるか

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2021年08月24日

真のエースとして地位を確立できるか試金石となる最終予選に

攻撃面は貴重なゴールをもたらせる存在が不可欠。現時点で最も期待できるのは南野だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 その直後にホームのオーストラリア戦があり、ここもぜひ勝ちたいが、最大の山場になるのは来年の3月24日、第9節に待つアウェーのオーストラリア戦だ。過去2大会ともに第9節のオーストラリア戦で本大会行きを決めたが、ともにホームだった。同じく突破をかけた一戦になるとしても、より厳しい環境での戦いになることが想定される。

 五輪代表も率いていたグラハム・アーノルド監督はアンジェ・ポステコグルー元監督(現セルティック監督)が植え付けたアタッキング・フットボールのベースを踏襲しながら、複数のシステムを使い分けられる柔軟なチームを作り上げてきている。日本とは戦力差がほとんど無いと見られるだけに、紙一重の要素が勝負を分ける可能性が高い。
 
 守備のキーマンは冨安だ。統率面では引き続きキャプテンの吉田麻也によるところは大きいが、二次予選よりはるかに強力になる相手FWを封じる役割は非常に重要だ。ただ、冨安と吉田に全試合フル稼働を期待するのはリスクがある。植田直通をはじめ、シャルケ移籍が決まった板倉滉などのさらなるレベルアップも求められる。

 攻撃面はやはり貴重なゴールをもたらせる存在が不可欠。現時点で最も期待できるのは南野拓実だ。もちろんスコットランドのセルティックで加入早々に得点を量産する古橋亨梧、彼と入れ替わりで神戸に加入した大迫勇也、さらには五輪組の久保建英や堂安律にも期待だが、南野がカタールW杯に向けた真のエースとして地位を確立できるか試金石となる最終予選になる。

文●河治良幸
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