【日本代表】長谷部誠――W杯予選の怖さを知り尽くした男のキャプテンシー

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2015年06月15日

「経験などを考えると、今がキャリアで最も良い時期だと思う」

南アフリカ・ワールドカップのアジア3次予選がスタートした2008年にA代表のスタメンに定着。遠藤保仁との2ボランチが結成され、当時の長谷部は果敢に前線へと飛び出す役割を担った。 写真:サッカーダイジェスト

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 フィールドプレーヤーで最年長の31歳。ロシア・ワールドカップが開催される18年には34歳となる。ハリルホジッチ監督の就任後は、歴代最多となる国際Aマッチ152試合出場を誇る遠藤保仁(G大阪)が外れるなど世代交代が進んでおり、長谷部も年齢に対する意識を強くなっているという。
 
「年齢のことはもちろん考えるけど、人間の寿命が延びているように、サッカー選手の寿命もケアやトレーニング方法によって間違いなく延びる。

 (自分と)同じ学年にはロッベン、リベリ(ともにバイエルン)、トゥーレ・ヤヤ(マンチェスター・C)らトップで活躍している選手も多い。だから年を感じたことはないし、経験などを考えると、今がキャリアで最も良い時期だと思う」
 
 柴崎岳(鹿島)、谷口彰悟(川崎)ら若手の台頭もあるが、まだまだ定位置を譲るつもりはない。円熟の時を迎えたボランチが、経験に裏打ちされた”いぶし銀”のプレーをアジア予選で見せてくれるはずだ。
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