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【女子ワールドカップ】代表のエースへ――、進化を続ける菅澤。カメルーン戦で“記念のゴール”を奪う

カテゴリ:日本代表

馬見新拓郎

2015年06月13日

日本女子サッカー界にとっても記念になるゴールに。

GKがわずかに届かない絶妙な宮間からのクロスに頭で合わせる。まさに狙い通りのゴールだった。(C) Getty Images

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 千葉Lのエースとして活躍する菅澤は、昨季、なでしこリーグで初めて得点王とベストイレブンに輝き、今季も9節を終えて7ゴールと得点ランキングの首位を走る。
 
 4年前のワールドカップは選考から漏れ、12年のロンドン五輪も怪我によって選考の対象とはならなかった。だが、なでしこリーグで安定した結果を残し続け、また今年3月のアルガルベカップで複数の海外チームと対戦し、自信を深めたことで、「ワールドカップの前の国内合宿からレギュラーを奪う気持ちでプレーしたい」と並々ならぬ想いで今大会に臨んでいた。
 
 今回のゴールで代表10得点目となった菅澤。そして2006年4月に開校したJFAアカデミー福島出身の選手として初めてワールドカップに挑み、ゴールを挙げたという意味では、日本女子サッカー界にとってもひとつの記念となる得点だった。
 
「気持ち良かったですね。夢の舞台で得点を取りたいとずっと思っていたので嬉しいです」
 
 しかし、菅澤にとっての夢の舞台は、まだ始まったばかりだ。
 
「もうちょっと落ち着いてボールを回せるところがあったけど、前に急いでしまった部分がありました。でも今日の得点が次の試合に出るためのチャンスを広げ、出場できたらいいなと思う。今日の1点をなにかのキッカケにしたい」
 
 代役からレギュラーへ。大きな期待を背負ったストライカーは、これからも階段を登り続ける。
 
取材・文:馬見新 拓郎(フリーライター)
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