日本女子サッカー界にとっても記念になるゴールに。
千葉Lのエースとして活躍する菅澤は、昨季、なでしこリーグで初めて得点王とベストイレブンに輝き、今季も9節を終えて7ゴールと得点ランキングの首位を走る。
4年前のワールドカップは選考から漏れ、12年のロンドン五輪も怪我によって選考の対象とはならなかった。だが、なでしこリーグで安定した結果を残し続け、また今年3月のアルガルベカップで複数の海外チームと対戦し、自信を深めたことで、「ワールドカップの前の国内合宿からレギュラーを奪う気持ちでプレーしたい」と並々ならぬ想いで今大会に臨んでいた。
今回のゴールで代表10得点目となった菅澤。そして2006年4月に開校したJFAアカデミー福島出身の選手として初めてワールドカップに挑み、ゴールを挙げたという意味では、日本女子サッカー界にとってもひとつの記念となる得点だった。
「気持ち良かったですね。夢の舞台で得点を取りたいとずっと思っていたので嬉しいです」
しかし、菅澤にとっての夢の舞台は、まだ始まったばかりだ。
「もうちょっと落ち着いてボールを回せるところがあったけど、前に急いでしまった部分がありました。でも今日の得点が次の試合に出るためのチャンスを広げ、出場できたらいいなと思う。今日の1点をなにかのキッカケにしたい」
代役からレギュラーへ。大きな期待を背負ったストライカーは、これからも階段を登り続ける。
取材・文:馬見新 拓郎(フリーライター)
4年前のワールドカップは選考から漏れ、12年のロンドン五輪も怪我によって選考の対象とはならなかった。だが、なでしこリーグで安定した結果を残し続け、また今年3月のアルガルベカップで複数の海外チームと対戦し、自信を深めたことで、「ワールドカップの前の国内合宿からレギュラーを奪う気持ちでプレーしたい」と並々ならぬ想いで今大会に臨んでいた。
今回のゴールで代表10得点目となった菅澤。そして2006年4月に開校したJFAアカデミー福島出身の選手として初めてワールドカップに挑み、ゴールを挙げたという意味では、日本女子サッカー界にとってもひとつの記念となる得点だった。
「気持ち良かったですね。夢の舞台で得点を取りたいとずっと思っていたので嬉しいです」
しかし、菅澤にとっての夢の舞台は、まだ始まったばかりだ。
「もうちょっと落ち着いてボールを回せるところがあったけど、前に急いでしまった部分がありました。でも今日の得点が次の試合に出るためのチャンスを広げ、出場できたらいいなと思う。今日の1点をなにかのキッカケにしたい」
代役からレギュラーへ。大きな期待を背負ったストライカーは、これからも階段を登り続ける。
取材・文:馬見新 拓郎(フリーライター)