仙台と契約解除も…シマオ・マテの底知れぬ“日本愛”。腕には日本語のタトゥーも

カテゴリ:Jリーグ

古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

2021年08月13日

タトゥーを入れたワケは?

S・マテの腕には『忠誠』『幸運』のタトゥーが刻まれている。(C)SOCCER DIGEST

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 その後、仙台に加入し、「実際に来てみて素晴らしい国です。みなさんが優しいし、リーグのレベルがすごく高いのにも気付きました。個々の技術も素晴らしいし、スタジアムの雰囲気も魅力のひとつ。ここに長い期間いたいですね」と、奥さんに負けず劣らずの日本好きになったそうだ。

 ちなみに、S・マテの腕には『忠誠』『幸運』のタトゥーが刻まれている。
 
「2009~10年シーズンにギリシャ・リーグで優勝したんですが、その時に刻みました。なにか、タトゥーを入れたくて、タトゥー師にカタログを見せてもらい、『これはなに?』と聞いて説明してもらい『じゃあそれで』みたいな(笑)。当時は日本に来るなんて思ってもいなかったので、軽い気持ちでやりました。でも今は大切なものです」

 先述したとおり、今季は思うように活躍できなかった。さらに新型コロナウイルスの影響でストレスを溜めることが多かったのかもしれない。それでもS・マテはその熱いプレーで仙台のファン・サポーターを盛り上げたのは間違いないし、S・マテもまた、今まで以上に日本を好きになったに違いない。多くのファン・サポーターに愛された選手だった。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
※サッカーダイジェスト2019年8月22日号より加筆・修正して掲載。

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